本日・2021/01/05・【小寒/しょうかん】
7/29・本日・【竹鶴政孝】の命日。
陰暦七月の別名・・・文月(ふみづき)の23[ふみ]の日♪
また、旧暦七月七日の夜、織女に対して手芸上達を願う、祭技芸【乞巧奠/きこうでん】なんて行事もあり、七月は書の上達を願った月?なのではないでしょうかネ~?
さて、これから暑中見舞いを書く予定、毎日ちょっとずつネ。
暑い、風鈴の音が聞きたい。

涼しさNo1、大昔からの真夏のスーパーツール。
風鈴の歴史は定かではないが、
平安時代の後期には風鈴のルーツ、
[風鐸/ふうたく]が見られる。

大陸から建築技術と共に渡って来たとも言い、
神社仏閣などの魔除け的なモノであったとも言う。
確かに神事、葬儀には鈴は付き物デスね。

風鈴や花にはつらき風ながら/与謝蕪村
逢へぬ夜の風鈴しげく鳴ることよ/中村苑子
風鈴のもつるるほどに涼しけれ/中村汀女
暗算の途中風鈴鳴りにけり/村上鞆彦
軒下に山脈を入れ貝風鈴/鷹羽狩行
風鈴や目覚めてけふのくらしあり/鈴木真砂女

風鈴を吊せば囃す雀たち/村越化石
風鈴の鉄・貝・ガラス・渚の音/宮原みさを
言ひ出せずをれば風鈴鳴りやまず/華明日香
わだかまり解け風鈴のやさしかり/高橋邦夫
風鈴に誘われ憩う山の店/鈴風まさ子
しのび音を洩らす風鈴叱るなり/中原道夫
風鈴を鳴らさぬやうに仕舞ひけり/齋藤朝比古
風鈴の母には遠き音となり/秋山深雪
