旧暦9月8日【千代尼忌/ちよにき】
1703年(元禄16年)?月?日~1775年(安永4年)9月8日
号は草風、法名は素園。千代、千代尼などとも呼ばれます。

江戸時代で最も有名な女性俳人ですね。
あの蕉門十哲の一人【注1】各務支考(かがみしこう)に才能を認められ全国に名声を馳せます。。
若い頃は、別嬪さんだったようです。
また、72歳の時には、
なんと!あの与謝蕪村の女性句集『玉藻集』の序文を書きます。
素晴らしい♪
DE、
千代女の超有名な一句。
『朝顔や釣瓶とられてもらひ水』

この句を知らない人はいないでしょ。
千代女の句は、庶民的で優しさに満ち溢れています。
また自然を素直にとらえていると思います、大好きです。
では、
彼女の秋の句で私が好きなヤツを幾つか・・・・。
影坊の出ては隠るる後の月
秋風の山をまはるや鐘の声
風の日はよふ仕事するかかしかな
あまりては月に戻すや萩の露
まつ茸やあれもなにかの雨やどり
辞世の句は、
「月も見て我はこの世をかしく哉」
加賀千代女♪詳しくはココをクリック→『千代女の里俳句館』
【注1】蕉門一の論客、蕉風の地方普及に尽力した。著書、多数。