2014年・三月の兼題は・・・・・【龍天に登る・昇る】
内田百閒
竜天に登る月夜の蘇鉄かな
五島高資
竜天に黄帝の御衣翻へる
石井露月
竜天に艀の浮かぶ隅田川
丸亀敏邦
私の俳句で更新される(^_^)v
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2014年、二月の兼題は【うりずん】でした。

選ばれた句は、如何でしたでしょうか?
DE、
酒田屋さんから頂いた、2014年、三月の兼題は・・・。
【龍天に登る・昇る】龍天に、です。

今月も聞きなれない季語ですよね、一般の歳時記には掲載されておりません。
実は、中国の西暦100年ごろの【説文解字/せつもんかいじ】という本に、

龍は「春分ニシテ天ニ登リ、秋分ニシテ淵ニ潜ム」とありまして、
これを明治以降の俳人たちが面白がって「龍天に登る」「龍天に」を春の季語にしました。
龍は、春分の頃に天に登り雲を起こし雨を降らせると信じられています。
DE、DE、
早めの(汗)、投稿予定ですが、う~ん、まったく浮かばないなぁ(汗)
では、来月のHPの更新をお楽しみに。
m(__)m
恒例・第一生命保険「サラリーマン川柳」100選♪
俳句の親戚?みたいなものですが、いわゆる【季語】の制限がありません。
連歌や俳諧の練習?の為のものであったようですが、機転と頓智とセンスがないと難しいですね。
え~、川柳とは人の名前で、江戸時代中期の創始者?の一人【柄井川柳/からいせんりゅう】から来ています。
この人は、前句付(前付句とも言う)の点者(先生)で、後に前付句が独立して川柳になります。
もともと、社会風刺の句が多くその流れは現代も承継しています。
で、
第一生命保険は、昨日の19日、
恒例となった『第27回 サラリーマン川柳コンクール』の入選100作品を発表しました。
第一生命保険「サラリーマン川柳」の公式ホームページは、こちら→『第27回 サラリーマン川柳コンクール』
川柳の元になった前句付の例。
まずは、前句ありき、俳句のお題(課題)みたいなものですね。
課題[前句]切りたくもあり切りたくもなし
に、たいして、付句をすると、有名なこの川柳・・・・、
答え[付句]盗人を捕らえてみれば我が子なり
と、なります。
ちなみに、【親孝行したい時分に親はなし】も、有名な川柳です。
ではでは。