2014/三月、オグリンが観た洋画・邦画・・・今月はアカデミー賞特集???
今月はアカデミー賞作品もアレコレTO・・・・、
まずは、洋画の傑作の3本を、
その1【オール・イズ・ロスト 〜最後の手紙〜】

まさに、海の『ゼロ・グラビティ』っす、コチラのほうが数段面白かった。
ロバート・レッドフォード、いいっす。
その2【her/世界でひとつの彼女】

近未来SFです、なかなか良く出来ています、攻殻機動隊を連想しました。
本年度アカデミー脚本賞受賞作品です、映画でしか体験できない感動があります。
この作品は、「必ず」【字幕】にて、ご覧頂きたい、そうでないと感動は半減するでしょう。
その3【OUT OF THE FURNACE/アウト・オブ・ザ・ファーネス】

FURNACE とは溶鉱炉のこと、たぶんディア・ハンター へのオマージュ作品。
渋い、とにかく渋くて地味、結末が先に読めてしまうけど、いいですね。
次点、『Dallas Buyers Club/ダラス・バイヤーズクラブ』実話モノ。

本作品で、第86回アカデミー賞主演男優賞を受賞した、
マシュー・マコノヒー が、あの「コンタクト」のイケ面の神学者とは・・・・、


役作りの為に38ポンド(約17キロ)も減量したとか、スゴイです。
で、邦画は、この2本。
「謝罪の王様」脚本:宮藤官九郎×主演:阿部サダヲ×監督:水田伸生

よくぞここまで馬鹿馬鹿しい作品を作れるものかと感心です。
「神様のカルテ1」

暇つぶしに観たのだけど、さすがベストセラー小説の映画化、なかなか良かった。
しかし、宮崎あおいって、美人でもなく普通ポイけど、存在感すごいなぁ~♪
2も観たくなったッス。
そうそう、『ターミネーター』の最新作『Terminator: Genesis/ターミネーター:ジェネシス』で、
シュワちゃんこと、アーノルド・シュワルツェネッガーが出演するんだってサ。
もちろん、ターミネーター役なんだそうで・・・どんなターミネーターなんだ???
じゃんじゃん♪
2014/3/30・Ogurie『rosa y viento Reception LIVE Rehe&etc.etc.』
本日・3/30・急遽、Duo『Ogurie』練習日。
『やすらぎの家・第二回、昭和歌謡ショー』が延期となったため、
4月6日(日)の『rosa y viento Reception LIVE』の練習兼リハーサルを、
【ロッサ・ビエント】にて行うことになりました。
ご報告は、明日?かな???
ではでは、行って来まぁ~す♪
良寛様to村上藩その2・・・・『元の心を 忘らすなゆめ』
良寛様と村上藩士との逸話はこれだけのようである、残念。
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文政 五年(1822年)
○ 正月 小池世貞、良寛詩集『草庵集』を写す。
○ 2月8日 維馨尼(学友の姪、与板の豪商の長女おきし、良寛様の初恋の人?)没(享年58歳)。
○ 5月8日 山本由之(良寛様実弟)、秋田の民俗学者・菅江真澄を訪ね、良寛様のことを話す。
○ 5月 由之、『橘由之日記』を書き終わる。
○ 上杉鷹山没。
○ イギリス船、浦賀入港。
文政 六年(1823年)
○ 5~7月 由之の東北の旅、青森に滞在。
○ 11月 神龍絅『北越古今詩選』刊。良寛の詩三首あり。
● 三宅相馬、三条代官所(村上藩)へ録事として赴任●
○ 丹羽思亭『良寛伝』を記す?
○ 由之の旅、津軽へ。
○ 良寛様、米沢の旅から帰る。
○ 馬之助(良寛様の甥、由之の息子)、猪之鼻村の名主となる。
○ 東本願寺焼失。
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三宅相馬(1801-1860)は、相馬通称、名は安懿(あんい)、三条代官所(村上藩の飛び地・五合庵の在所)に録事として勤務する、当時二十三歳。
後に、三宅瓶斎(みやけへいさい)、郡奉行から砲術師範となる。
藩債をつのる任務や藩内の飢饉や財政窮乏対策で活躍する。
詩文、漢文にもすぐれ、著書に『北越七奇考』『国語律呂考』がある。
三宅相馬が郡奉行となり、文政八年(1825年)に村上へ帰藩の折、以下の歌を良寛様より贈られている。
良寛様は武士階級との交流を積極的にしなかった、三宅相馬の事は、よほど気に入っていたのか、異例中の異例。
『うちわたす あがたつかさに ものもうす もとのこころを わすらすなゆめ』
うちわたす(枕詞) 県司(あがたつかさ~地方の役人)に もの申す 元の心(本来の心)を 忘らすなゆめ(決して)
この歌の意味を、三宅相馬が本当に理解できたのは、失意のときだったとか・・・。
参考資料、羊羹さん所有・・・[良寛の詩歌百選by谷川敏朗]