2016/3/21【俳句愛好会・幹】今月の句、落掌致しました。
春の季語、『風光る』、他、春の自由題でした。
投稿いただいた会員の皆さんには、
各々へ、四月五日ごろまでにアドバイスなどを、
ケータイorパソコンに送付致します。
なお、次回の兼題は、
初夏の季語、『更衣/ころもがえ』です。
Tシャツの真白き波や更衣/小栗釣月

普通は、この字→『衣替えor衣更え』を使いますが、俳句では、『更衣/ころもがえ』を使用します。
そもそも、中国の風習(旧暦四月一日・十月一日に夏服と冬服を着替える行事)を取り入れた、
平安時代の宮中行事が始まりと言われています。
宮中では、【更衣/こうい】と、呼んだらしいです。
旧暦の四月一日&十月一日に・・・、
やがて来る夏・冬に向かって衣服を、
更[あらため]、
調度や畳なども取り替えたようです。
庶民の間では、宮中と区別して更衣とは言わず衣替えと言うようになった、
との事ですが、諸説あり…。
この宮中の習慣が庶民に伝わって現在の生活習慣となります。
では、なぜ?一年に二回ある、『更衣』は、五月の、初夏の季語なのか?
それは、一年のうちの初めての更衣だからです。
なお、十月の更衣を【後の更衣/のちのころもがえ】などと呼びます。
新暦では、特に新潟ではまだ肌寒く、
本当の更衣は五月の連休明けあたりでしょうか?
初夏を向える明るく軽やかな感じを、
そして、気持ちがリフレッシュする感動を、
さらに、過去の夏の想い出、ときめきなどを詠んで見ましょう。
[重要・注意]
コロモガエ、
TO名詞で使う場合は『更衣』
コロモカエテ、
TO動詞で使う場合は『更衣へて・えて』と、します。

すがたみにうつる月日や更衣/横井也有
ものなくて軽き袂[たもと]や更衣/高浜虚子
更衣はたちの頃のワンピース/渡辺八枝子
結局は断捨離出来ぬ更衣/三川美代子
忘れ得ぬ人の記憶や更衣/河口仁志
更衣アウトレットの青きシャツ/久世孝雄
衣更へて卒寿の世界一新す/竹下陶子
更衣へて少女の手脚長かりし/柴田久子
はじめより身一つ衣更へにけり/柴田佐知子

で、せっかく?なので、夏服などの季語をいくつか御紹介します。
今は、使用していない言葉もありますが・・・・。
【夏 服】・【夏衣/なつごろも】・【袷/あわせ・裏地を付けて仕立てた着物・綿抜】・【セル・薄手のウール】・【単衣/ひとえ・裏地のない着物】・【羅/うすもの、薄物・薄く軽やかな着物の総称】・・・・・他、夏羽織・甚平・浴衣など。
2016/3/20・『大谷菊一郎・津軽三味線生演奏』・・・藤基様[藤基神社]は、太っ腹だっ。

『大谷菊一郎・津軽三味線生演奏』へ行って来た・・・超満員御礼。

演奏の感想は後程・・・・、
まずは、藤基様のお客への応対が、常々素晴しいTO言うことを、
声を大にして言いたいっ。
宮司の奥様が一人ひとり丁寧挨拶して笑顔で席にオクルのです。
さらに、缶ジュースを一人にひとつ、しかもフタが開けてありストロー付、
演奏後には、奥様お手製のケーキ&熱いお茶・・・お土産?の、雛アラレ、


で、今回のLIVEは、無料[演奏者にはそれなりのお礼をしているはずだが・・・・]、で、ある。
いたせり、つくせりで、愛想が良い、お客は全員、満足顔でしたWA。
う~ん、なかなかできませんヨ。
DEDE、三味線生演奏、スゲェ~良かったです。
迫力満点、LIVEの醍醐味を堪能しました。
また、ギターに近い楽器でもアリ、勉強になりましたっ。
秋田荷方節が変わっていて面白かった。
田原坂では唄もご披露・・・・。
津軽よされ節も良かったなぁ~。
で、圧巻はトリ・・・やはり、津軽じょんがら節(新節)、


ロックの早弾きに勝るとも劣らない。。。
以下、ギタリストへの解説、
撥(ばち)で行う、アルアイレ&アポヤンドがスゴイ、しかも早い。
さらに、前後、緩急、アップ・ダウンと技は多彩です。
ハンマリング・オンとプリング・オフとスラーの連続技が多く、とにかくメチャ早いのです。
最大の特徴は、倍音、いわゆる「ビーン」という音、この効果で揺らぎがおき、単音に深みを持たせていますネ。
調弦は三通り、
本調子(ほんちょうし)~ 例えば、一の糸C/二の糸はF/三の糸は高いhiCとなる。
一の糸に対して、二の糸を4度高・三の糸をオクターブ高。
二上り(にあがり)~例えば、C/G/hiC。
一の糸に対して、二の糸を5度高・三の糸をオクターブ高。
三下り(さんさがり)~例えば、C/F/B♭。
一の糸に対して、二の糸を4度高・三の糸を短7度高。
また、聞きたいデス。
~藤基神社~
住所:新潟県村上市三之町11-12
電話:0254-52-4781
徳川家十七士、村上藩の藩祖内藤信成侯などを祀っています。

