2016/07/21【俳句愛好会・幹】今月の句、落掌致しました。
初夏の季語、『糸蜻蛉/いととんぼ』、他、夏の自由題でした。

投稿いただいた会員の皆さんには、
各々へ、八月五日ごろまでにアドバイスなどを、
ケータイorパソコンに送付致します。
なお、次回の兼題は、秋の季語、【天の川】です。

傍題、銀河、銀漢。
晩夏から秋にかけての最も美しい季語です。
燦然と輝く天空の川を仰ぎ、
神秘の世界にトリップして詠んでみましょう。
大きく、大きく詠むか、小さく、大きく詠むか、
澄み渡る夜空に聞く事になりますね。

荒海や佐渡によこたふ天の川/松尾芭蕉
海の門や二尾に落つる天の川/山口誓子
「さよなら」の接吻肩越しの天の川/塩見恵介
寝袋に顔ひとつづつ天の川/稲田眸子[いなだぼうし]
深閑と鳥獣眠る天の川/山田弘子
夜の散歩銀河の岸にそふ如し/井沢正江
二人ゐてふたつの孤独天の川/小田里己
銀漢へ吾投げ入れし歎異抄/小栗釣月

自由題は、夏でも秋でも良いです。
励みましょう♪