そろそろ寒中見舞いを・・・。
ゆえに、年賀状のお返しは、寒中見舞いと、言うわけデス。
え~、寒中見舞いは、松の内(1/1〜1/7)があけてから、【立春】までの間に出すのがお約束です。
しかし、寒ければ寒中ですからネ~、日にちにとらわれなくともイイのではと・・・・・・。
また、立春が過ぎてから二月末までの間に出すときは、『余寒見舞い』CHU~ても、ありますデス。
イラストは、酉、一筆書きの予定・・・どうなるか?
ではでは。
寒いので、せめて梅の香りでも・・・。
梅はぁ~咲いたかぁ~♪
桜はぁ~まだかいなっ♪
あんまり寒いのDE、もはや妄想でゴジャリマス♪
桜にはまだほど遠いけど、梅ならヨイざんショ♪

「東風吹かば にほひおこせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ」
梅は古名では「むめ」TO読んだらしい。
奈良時代までは花の主役DEごじゃりましたが、
平安期には桜にとってかわられ・・・・詠の世界では不遇でアリンス。
西行さんがA級戦犯かしらん。
別名に、
好文木(こうぶんぼく)、
春告草(はるつげぐさ)、
香散見草(かざみぐさ)、
風待草(かぜまちぐさ)、
匂草(においぐさ)、
などなど。

梅が香に追ひもどさるる寒さかな/松尾芭蕉
梅散るや糸の光の日の匂ひ/服部土芳
しら梅に明る夜ばかりとなりにけり/与謝蕪村
梅咲や信濃のおくも草履道/小林一茶
梅咲て奈良の朝こそ恋しけれ/夏目漱石
雪解のゆらゆらとして枝垂梅/阿波野青畝
ゆく雲に野梅は花のなごりかな/飯田蛇笏
五分咲きの香り漂ふ梅見茶屋/武本節子
碁を中座して梅の香の中にをり/吉田邦幸
梅が香や夢なお浅き雨の朝/小栗釣月

春・・・遠い。