長女に手紙を書く・・・。
まったく性格が違うのよね。
長女から手紙の返事は、まず、来ない。
メールも五回に一回?か?ま、そんぐらい。
次女は必ず手紙もメールも返事が来る。
二人の娘とのお出かけパタァ~ンも全然違う。
例えば、ある日は、こんな感じ。
長女~楽器屋に立ち寄って、即飲み会[長女はザル]。
話題は、音楽・楽器・映画・漫画・男・・・・・であった、が、
今は、子供の話題のみ。
次女~美術館と本屋さんのハシゴ、映画、食事。
話題は、読書・古典芸術、書道、習い物・・・でアル。
今は、仕事の話題が多いか?
で、長女は私の困ったちゃんが集約している。
調子がイイ、変なコダワリ&頑固、セッカチ、ズケズケ言う、酒好き・・・、
あ、これ以上はやめておくか・・・、しかし、人様のウケはカナリ?良いようだ。
長女はサックス奏者でもあり、婿殿もミュージシャン、仕事も音楽関係、
私の知る限り長女が付き合った男性は、す・べ・て・ミュージシャンであった。
徹底していると言うべきか、あははは[笑]
で、ある理由で毎年、春になると長女に手紙を書く。
つい、旧姓で書き、あっ失敗、と、破り捨て、
新しい姓で書き直すのだが、う~ん、慣れない。
長女の結婚生活は順調の様であり安心している。
穏やかながら芯の一本通った、とても賢い婿殿のお陰様と感謝している。
私の代で、長く続いた家は絶え果てますが・・・男の子いないしね。
しかし、DNAの継続がある事は嬉しい限り、ご先祖様お許しを・・・。
どうか二人の娘達がいつまでも幸せでありますように♪
3/30・本日・[清水基吉/しみずもとよし]の忌日です。
玉葱の皮むき女ざかりかな
氷菓舐め暢気妻子の信篤し
門前の水温む貧躱[かわ]し得ず
もめてゐるナイターの月ぽつねんと
冬木立日のあるうちに別れけり
毎日が老人の日の飯こぼす
忘年酒とどのつまりはひとりかな
本日、三月三十日は、俳人、小説家の、
清水基吉の命日です。

1918年(大正7年)8月31日~2008年3月30日
石田波郷に師事。
著書『雁立/かりたち』で第二十回芥川賞を受賞。
戦後、句誌『馬酔木』へ復帰した石田波郷に従いその同人となる。
句誌『日矢』を主宰。
91年から04年まで鎌倉文学館長を務めた。
日々の生活を純粋に結晶の如く句に投影した。
では、他の作品も幾つか・・・。
秋の夜の君が十二の學校歌
踊り子と終の電車の十二月
文化の日一日賜ふ寝てゐたり
暑中休暇の雀来てをり朝の庭
鳩吹いて昔をかへすよしもなし
母棲んでしんかんたりや氷水
接吻映画見る黴傘に顎乗せて
かはほり[蝙蝠]や夕飯すんでしまひけり
指導本も多数・・・一度は読んでみたいのだが・・・。
芭蕉曰く、「俳諧は三尺の・・・・・・・」
芭蕉が言った、
『言ひおほせて何かある』
言い切って、詠みきった後に、さらに何かが存在する?
余韻を残してアレコレと説明するな、想像させなさい?
ってコトであると私は解釈しています。
また、
他にもこんなコトをいってます、
「俳諧は三尺(さんせき)の童(わらべ)にさせよ。
初心の句こそたのもしけれ」
わかる、わかる。
純真な心で俳句を詠むことがいかに難しいか・・・・。
それが出来たら苦労はいりませんWA。