劇場版アニメ映画・R15指定・『虐殺器官』を観た。

伊藤計劃[いとうけいかく・2009年3月20日没]原作。
『虐殺器官~Genocidal Organ~』


当初は2015年10月公開予定だったが、
諸事情により大幅に遅れての公開[2017年2月3日]。
『虐殺器官』は、鬼才、伊藤計劃のデビュー作品であり
2006年、第7回小松左京賞の最終候補にまでなったのでR。
他、
「ゼロ年代SFベスト」国内篇第1位。
「SFが読みたい! 2008年版」1位。
「月刊プレイボーイミステリー大賞」1位。
第28回日本SF大賞最終候補。
ハリウッドでも実写映画化が予定されているのであります。
言葉、いや、言霊と言えばよいか、
あ、ネタばれになるんで止めるけど、
SFの古典?名著、川又千秋の[幻詩狩り](1984年日本SF大賞受賞)

を、彷彿させるのであります。
良い作品でしたネ♪
これでやっと伊藤計劃アニメ三部作の完了だ。
発表済は以下。
遺作「ハーモニー」
第30回日本SF大賞受賞など。

「屍者の帝国」
第31回日本SF大賞・特別賞受賞など。

伊藤計劃・・・作家デビューの後、
わずか二年ほどで早逝するとは・・・。

日本文学を、
大きく変えたであろう鬼才だったのに・・、
惜しい、本当に惜しい、
残念無念、でありますが、
作品は、SF史に永遠に残り、輝き続けます。
是非、是非、ご覧下さいマセ♪