橋下徹氏、それでも九条は改正すべきではないか?
一理もニ理も三理もアル、確かに、近代において戦争を仕掛けたのは、
シビリアンであり、シビリアンコントロールなど、絵に描いた餅である・・・、
しかも、シビリアンがアホで、大きな悲劇が生まれているのも事実であるのだが、ネ。
あの、森友加計学園問題のアホ馬鹿財務省の駄目役人=すべての役人・官僚が駄目、
『あんな政府組織に、拡大した自衛権を渡せますか?』と、話されていましたが・・・う~ん、
そこまで、日本政府はアホの集団でしょうか?国民もアホでしょうか?と、私は違うと思うのですヨ。
とにかく、憲法改正発議はするべきではないでしょうか?
そして、現状であるならば・・・恐らく否決される事になるハズ、
それでも、それでも、やるべきなのです、やらなくてはいけないのです。
あ~、いつまで自衛隊は違憲なのか、いつになったら国防軍になれるのか!
もう、待ちくたびれたヨ。
さすが、五十嵐大介、マジ面白い!【ウムヴェルト】読んだ。
1/29・本日・【草城忌/そうじょうき】.・凍鶴忌/銀(しろがね)忌/鶴唳忌/東鶴忌
白南風や化粧にもれし耳の蔭
重ね着の中に女のはだかあり
春の夜や檸檬にふるる鼻のさき
くちびるに触れてつぶらやさくらんぼ
言ひつのる唇うつくしや春の宵
生き得たる四十九年や胡瓜咲く
グラジオラス妻は愛憎鮮烈に
をとめ[乙女]今たべし蜜柑の香をまとひ
げじげじや風雨の夜の白襖
のぼせたる女の顔や年の市
日脚伸びいのちも伸ぶるごとくなり
本日、一月二十九日は、日野 草城/ひの そうじょう、の、忌日です。

1901年(明治34年)7月18日~1956年(昭和31年)1月29日
ホトトギスで学び、「旗艦」を創刊します。
女体崇拝?とでも言えば良いのか?女性のエロスをテーマとした創作が多いです。
また、無季俳句・連作俳句で新興俳句運動を牽引しました。
戦後の病得て以降は、「青玄」を創刊・主宰、一転して静謐な句を創作しました。
以下、日野草城の代表句、と言うか、私が好きな句を・・・、
焼芋や月の叡山如意ヶ岳
春暁や人こそ知らね木々の雨
湯あがりの肌のたのしき薄暑かな
短日や盗化粧のタイピスト
七月や既にたのしき草の丈
梅雨寒の昼風呂ながき夫人かな
手袋をぬぐ手ながむる逢瀬かな
妻が持つ薊の棘を手に感ず
妻の手のいつもわが邊に胼きれて
春の灯や女は持たぬのどぼとけ
ものの種にぎればいのちひしめける
鈴虫の一ぴき十銭高しと妻いふ
妻との初夜を主題にした、賛否両論の問題作?物語的連作、
有名な「ミヤコホテル10句」・・・・、
この作品は「完全なフィクション?」の為、客観写生実利主義の高浜虚子の逆鱗に触れ、
昭和11年、草城36歳のときに「ホトトギス」同人を除名されてしまいます。
【草城忌】
佗助の群がる日なり草城忌/石田波郷
この冬の意外なぬくさ草城忌/桂信子
ばら色のままに富士凍て草城忌/西東三鬼
風が棲む電車草城忌へ揺れる/菅野慎次
降りゐたる曙の雨草城忌/山中達三
雨の音に覚めてしづかな草城忌/横山白虹
頬白の地鳴かそけし草城忌/石田あき子
さて、晩年の日野草城の句・・・・、
『平凡に咲ける朝顔の花を愛す』/日野草城
評論家山本健吉は、草城を「極端な早熟型の極端な晩成型」と評して特に後期の作品を評価しています。