蜆の旬は冬らしいけど・・・。

名物の蜆の椀に春浅し／夏目漱石

春の季語であります。
昨日、蜆の味噌汁を頂きましたっ。



あの独特の旨味・・・味噌汁に最強でデスね。

で、江戸では旧暦の一月～三月ごろに旬だったようで、
そのまま、新暦にスライド？してしまったらしいのですが？

食通に言わせると、寒蜆が一番旨いらしい。

日本本土の在来種は三種。

淡水性のマシジミ。

汽水性は、
関東のヤマトシジミ。



関西のセタシジミ。



色も味も時期も違うようである。

近年は外来種（主に中国・韓国）により減少傾向に・・・。


土舟や蜆こぼるる水のおと／加舎白雄

あるわあるわあやしき色の蜆かな／高尾豊子

たつぷりと寝足りし朝の蜆汁／山田弘子

蜆舟夕日大きく残し去る／木村淳一郎

家訓なし遺産もなくて蜆汁／岡本久一

ふるさとの味噌にこだはる蜆汁／白井友梨

しじみ汁社員食堂準備中／藤見佳楠子

『降るとまで人には見せて花曇り』by井上井月。

母に似し人の影踏む花曇り／小栗釣月

ただいま、早朝・・・・・花曇り♪

　

『花曇』とは、桜の花の咲く頃の薄曇りを言います。



どむみりとあふちや雨の花曇り／松尾芭蕉

吉野山たばこの煙花曇／井原西鶴

花曇り朧につづく夕べかな／与謝蕪村

咲満る花に淋しき曇り哉／正岡子規

たどんひとついけし火鉢や花ぐもり／鈴木真砂女

山水のいよいよ清し花曇り／飯田蛇笏

ゆで玉子むけばかゞやく花曇／中村汀女



花曇の私の城下町は、これから花の盛りへ。

遠い日の我が子の写真花曇り／小栗釣月

4/9・本日、陽子さんのお誕生日♪

陽子さんって、誰かって？それは、太陽の陽子さんですよ。



まさに、オグリン一族の太陽です。

今日、４月９日は、弟のお嫁さん、太陽の陽子さんの誕生日です。



弟のお嫁さんは、良妻賢母、大和撫子、超偉いのです。



いつも、駄目駄目な、義理の兄である私の事を気に掛けてくれます。

思いやりがあって優しく、そして強く、頑張り屋です。

陽子さんあっての我が一族です、いつもいつも感謝しています。

この一年が陽子さんにとって、最良の一年でありますように、願っております♪