枇杷の花、花言葉は、「密かな告白」
*1940年11月10日*≪紀元二千六百年式典≫*
本日・11/10・「井戸の日」

「いー(1)井(1)戸(10)」の語呂合せにて制定されました。
地元で井戸を見なくなってどれ位経つだろう。
わたしが小学生の3?4年生の頃には普通にあったけど・・・。
今は、かなり山奥へ行かないと稼動している井戸は見ないね。
地盤沈下の原因になるとかで、掘削もかなり制限されたようでしたが・・・。

【井戸替え/いどがえ】は夏の季語です。
井戸替えとは、井戸の中の水を完全にくみ出して掃除をすること。
別名、水替え・晒し井(さらしい)・ 井戸浚え (いどさらえ)。
他、【井水増す】も夏の季語。
井水増すとは、長梅雨のために井戸水が増し、濁りを帯びて見えること。
さらに、【噴井/ふくい・ふけい】】も夏の季語。
別名、吹き井・噴き井・吹井、水の絶えず勢いよく噴き出している井戸。
また、庶民の元旦の朝の井戸からの若水(わかみず)汲みは大イベントでした。
そもそも、若水とは、立春の日に宮中の主水司から天皇に奉じた水の事を言いました。

月浴びて玉崩れをる噴井かな /高浜虚子
新じやがのゑくぼ噴井に来て磨く/西東三鬼
森の中噴井は夜もかくあらむ/山口青邨
ちちはもうははを叱らぬ噴井かな/黒田杏子
望の夜の神の噴井の溢れをり/青木道子
一城を支へし噴井今も噴く/高槻青柚子
夜の音噴井をころぶ麦湯罎(むぎゆビン)/石川桂郎