2018年11月28日・勝谷誠彦氏・・・死去。
「自死に近い死だったと思う」と・・・。
同感であります・・・。
勝谷誠彦氏・・・共感するトコロも多いコラムニストでありました。
勝谷氏は、博学多彩DE変人・・・多くの顔と趣味を持っていました。

私の勝谷氏との最初の出会い?は、カメラマンとしての顔であります。
漫画家の、西原理恵子女史の名作?『鳥頭紀行』シリーズにおいての、
カメラマンのかっちゃんDEあり、作中では完全なホモ扱いの下ネタ担当?
また、鴨志田穣(故人)と、西原女史とのキューピット?でもあったよし・・・。
しかし、この出会いは最悪の結果となるが・・・。
ま、そのあたりは、映画、『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』を、ご覧下さい。

西原女史は、最愛なるポン友二人をアルコールで失ったことにナルわけだっ。
で、二つ目は、ジャーナリストの顔である。
『週刊文春』記者時代の一番のスクープと言えば、
「女子高生コンクリート詰め殺人事件」(1989年)における加害者少年らの実名を報道だっ。
実名を許可したのは、当時の同誌編集長の、現「月刊Hanada」の、花田紀凱氏である。
勝谷氏の持論は「獣に人権は無い」であり、この言葉は流行語になった。
でで、三つ目は、右の論客としての顔でしょうね。
そして愛国者でしたネ、「たかじんのそこまで言って委員会」を、
反自民で降板させられてしまいますが、主張の根底にあったのは、
本人の造語である、【利権談合共産主義】であろうと思うのデス。
ただ、小沢一郎議員や辻元清美議員に対する、
メデイアにおいてのアカラサマな擁護は納得できなかったが・・・。
まぁ、これ以上は止めて置こう・・・。
実業家の堀江貴文氏曰く、
「初めて会った時からずっとメルマガ送ってもらってて最期は生々しかった。風のように駆け抜けた人生でしたね」
その通りデスね、生き急いだんですよ・・・きっと。
でも、太く短く恥じることなく好き勝手に生きたんですWA。
天晴れと言いたい・・・合掌。
映画「blank13」を観た・・・ネタバレなし。
薬喰い、その一、黒牡丹鍋=すき焼(鋤焼)・11/29・いい肉の日。
「い(1)い(1)に(2)く(9)」の語呂合せ。
イイ肉、食べてますかぁぁぁぁぁぁ。

で、肉と言えば、牛?豚?鳥?魚?
地元なのに村上牛・・・何年も食べておりませんWA。

え~、大昔は、お肉を薬と称して食べていました。
なぜ?わざわざ薬などと言ったかと言うとですネ~、
今の時代、肉を食べるのはあたりまえの事でありますが、
仏教伝来以降、獣の肉を食べることは、基本的にNGだったワケ。
しかし、庶民は、特に冬場、「薬」と称して、
健康のため?獣の肉をアレコレ食べました。
これを「薬喰い」、「寒喰い」などTO言いました。
モチロン内緒で食べたようですが・・・、
政府公認?公然の秘密?だったようです。
でで、、黒牡丹鍋は、
牛鍋、スキヤキの事であります。

なぜ牛を黒牡丹(こくぼたん)と言うのか?
それは中国の故事、
「唐の劉訓、牛に騎して京師に遊覧し、牡丹花を賞す」
から来ました、詳しく知りたい方はググッて下さいませぇ~。
この時期、ちょっと贅沢な、家族団欒には、すき焼ですネ。
一人すき焼は、ちょっと侘びしいデス。
妻を友も亡くして鋤焼のたぎる音/和田喜七

あ~、すき焼、年内に食べられるかしら?とほほ。
牛鍋てふ店まだありし荷風の忌/斎藤由美
牛鍋や妻子の後のわれ独り/石田波郷
すき焼の豆腐へばかり老の箸/加来ふさえ
鋤焼をつつくに淋し頭数/高澤良一
横額は八一の書なり鋤焼す/右城暮石
