七月も終わる・・・さらに暑くなるのか・・・七月尽。
これからが本格的な暑さなのだが、既に、脳はフリーズしています。
このトコロ、本の整理は放置、ギターの練習は楽譜の読み流し、俳句は夏と秋の歳時記片手に右往左往。
DE、すべての予定を狂わしている、最大の要因は、アルバムDEあります、プライベート写真のアルバムね。
身内、友人、先輩、同僚、なんか、死んじゃった人が多いなぁ~、TO、シミジミ見ちゃうんだよネ~、うんうん。
DEDE、せっかくなんで、ちょっと整理しようかと思ったのが運の尽き、我が家はカオスと化しております、かなりヤバイです。
はぁ、愚痴、愚痴、愚痴、みんなオノレが悪いんじゃぁぁぁぁぁぁぁ。
七月が終わるヨ~~~~、予定の半分も出来なかったヨ~~~~~、はぁ。
やはり、青簾(あおすだれ)でしょう。
涼やかにして、艶っぽい、さすが恋多き夢二の句。
大正の浮世絵師などと呼ばれた夢二の美人画は有名。

さらに、夢二と言えば、『宵待草』でしょう。
原詩、夢二のひと夏の儚い恋。
遣る瀬ない釣り鐘草の夕の歌が あれあれ風に吹かれて来る
待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草の心もとなき
想ふまいとは思へども 我としもなきため涙 今宵は月も出ぬさうな
歌。
待てど暮らせど来ぬ人を
宵待草のやるせなさ
今宵は月も出ぬそうな

さて、この宵待草は、多種多様のマツヨイグサの中のツキミソウであろうと言われてますが、ネ、どうかしら。

「簾(すだれ)」は夏の季語。
やはり涼しさをアップする為に、アタマに『青』をつけたい。
青簾いづれの御所の賀茂詣/宝井其角
鳥影も木影もさして青簾 /井上井月
青簾好いた同士の世帯かな/尾崎紅葉
住みあきし我家ながらも青簾/永井荷風
さし汐に青簾をあげし二階かな/長谷川かな女
青簾裏畠の花を幽かにす/芥川龍之介
青簾紙飛行機が触れて墜つ/齋藤朗笛
三弦の音のたらひし青簾/橋本ふみ子
末席も水屋も仕切る青簾/長谷川敏子

あ~暑い、菱の花も涼しげデス。
7月31日、杉原千畝の命日。

いわゆる、「命のビザ」の発行者、「東洋のシンドラー」
参考→1940年7月9日、杉原千畝の命のビザ発行開始日。
日本の誇りでありましょう。