FC2ブログ

秋にも梅雨???【秋黴雨/あきついり】

はてもなく瀬のなる音や秋黴雨/中村史邦

akituiri2010100907m.jpg

季語、秋黴雨とは、梅雨時のように降り続く秋の長雨のこと。

しばらく雨が続きますね、早く秋晴れが見たい。

akituiri8372525tt.jpg


秋黴雨の松の雫となりにけり/久保田万太郎

夕景のややに明るく秋黴雨/柴田白葉女

秋黴雨蔦の細道烟らせて/高澤良一

秋黴雨ギターの絃の錆びしまま/山本浪子

学僧の窓に凭(もた)るる秋黴雨/篠田純子

akituiri8372525t.jpg

らくがんのほろとこぼれし秋黴雨/近藤紀子

秋黴雨がんもに味のしみわたり/松井季湖

秋黴雨傘はなくとも日和下駄/小栗釣月

akituiri2010100907d.jpg

~俳句愛好会『幹』・阿賀野市・秋の吟行句会のお知らせ。~

『連衆句会に徹し、自己を発見、鍛えぬく』

連衆(れんじゅ)とは、共に俳句を詠む句会の仲間の事です。

勉強会以外で連衆と会える良い機会ですので是非参加下さい。


参加者は、十月十日まで私にお申し込み下さいませ。


初心者大歓迎、ただの見学もOK、歳時記は貸し出します。


では以下、句会の内容詳細。


日時:令和元年十月十四日(月祝、体育の日)/12時より17時ごろまで。
打上参加者は時間+。

集合時間:水原駅・AM11:50。

kukaia-agano-suibara-1014.jpg

会場:阿賀野市「S宅」。
*車3台駐車可*

吟行:瓢湖水きん公園。

kukaia-agano-suibara-1014-hyoukoh2.jpg

kukaia-agano-suibara-1014-hyoukoh1.jpg

方式:互選句会。

提出句:兼題【萩】+当日の吟行による秋の自由題、計一句以上、三句以内。

kukaia-agano-suibara-1014-hagi.jpg

会費:1500円。

他別途、昼食代(持込可)&しょこら亭(お茶代)&打上代(参加自由)。

昼食:S宅で可、持込OK、ホカ弁の予約OK(事前にYさんへ予約する)

打上:有、PM5:00頃から、地元台湾料理「百福宴」、参加者は事前に予約願います。

他、筆記用具、ノート、歳時記、辞書など。


*会場と吟行場所の情報*

会場住所:阿賀野市、水原駅周辺。

吟行住所:阿賀野市水原314番地19  Tel:0250-62-2690


**アクセス**

〇車利用者は、水原駅の駐車場で待機。

□JR利用者は、新潟駅発AM10:41+AM10:57~水原駅着AM11:50。


【当日タイムテーブル】

11時50分、水原駅に集合、案内で会場へ。

12時00分頃、会場到着、昼食を食べる。

12時30分頃、吟行へ車にて移動(五分)。

12時35分頃、瓢湖水きん公園にて吟行。

13時00分頃~25分、句の推敲の為に、しょこら亭にてティータイム。

kukaia-agano-suibara-1014chockora.jpg

13時30分頃、会場に戻り、投句&清記。

14時00分頃~30分頃、選句。

14時30分頃~16時30分頃まで、披講(司会・湯八)&選評(釣月)。


17時00分、台湾料理「百福宴」にて、自由参加の打上げ。

kukaia-agano-suibara-1014momofuku.jpg


兼題【萩】については、後ほど詳しくメールします。


以上、質問があればいつでも。


俳句愛好会『幹』・主宰、小栗釣月。

旧暦・九月十日・本日【去来忌/きょらいき】

名月や海もおもはず山も見ず

たけの子や畠隣に悪太郎

心なき代官殿やほととぎす

振舞や下座になをる去年の雛

あきの水淡路島根をかこひけり

故郷も今は仮寝や渡り鳥


蕉門の十哲の一人、向井去来。

mukaic1.jpg

慶安4年(1651年)~ 宝永元年9月10日(1704年10月8日)


儒医向井元升の二男として肥前国(今の長崎市興善町)で生まれました。

堂上家に仕え文武両道をうたわれましたが、若くして武士の身分を捨ててしまいます。

貞享元年、上京した其角を知り蕉門に入り、京都俳壇の重鎮となります。


いつごろかわかりませんが、向井去来は、京都嵯峨野に落柿舎(らくししゃ)を建てて住み着きます。

松尾芭蕉は、この落柿舎で『嵯峨日記』を執筆しました。

また、野沢凡兆と共に、蕉風の後期の代表句集「猿蓑」を編纂する名誉をあたえられます。

さらに、【西国三十三ヶ国の俳諧奉行】などとも呼ばれました。


おしむらくは、向井去来本人の、「去来抄」が未完の書となったことです。

が、しかし、いわゆる芭蕉の名言は、この「去来抄」からの出典が多いのです。


例えば、*注1*『 言ひおほせて何かある』

『句調はずんば舌頭に千転せよ/くととのわずんばぜっとうにせんてんせよ』、などなど。

「去来抄」、正に近世俳諧史上及び蕉風俳論の超一級資料であります。


『去来忌』

丈草は枯れて去来は時雨かな/森川許六 

去来忌や為人(そのひととなり)拝みけり/高浜虚子

去来忌に卯七(去来の遠戚「渡鳥集」共編者)の事も忘れずよ/河東碧梧桐

去来抄も読まず俳論去来の忌/山口青邨

去来忌のはしり甘柿小さけれ/星野麥丘人

去来忌や旦暮に在す嵐山/日野草城

去来忌や月の出に雨すこし降り/藤田湘子

竹伐るや去来忌の空さわがせて/飴山實

鞍馬より嵯峨野の冷ゆる去来の忌/黒田杏子

去来忌や月の濡らせし竹の肌/成瀬櫻桃子

去来忌を乾く硯の海と陸/鈴木六林男


芭蕉曰く、
さびとは、賑やかなる句にも静かなる句にも有るものなり。

たとへば、去来の、
   
『花守や白きかしらをつきあはせ』

この句は、さびの色をよく表わしていると云々。

去来に、最大の賛辞を贈っていますね。


では、去来の句を幾つか。


手をはなつ中に落ちけりおぼろ月

うき(憂き)友にかまれて猫の空ながめ

秋風や白木の弓に弦はらん

岩鼻やここにもひとり月の客

応々といへど敲(たた)くや雪の門

柿主やこずゑは近きあらし山


去来の墓は、京都嵯峨の落柿舎裏にひっそりと残っている。

凡そ天下に去来ほどの小さき墓に詣でけり/高浜虚子


*注1*『 言ひおほせて何かある』

まずは、「去来抄」原文から、以下、ちょっと付足しました。

【下臥(したぶし)につかみ分けばやいとざくら/宝井其角】

先師(芭蕉)路上にて語りて曰く、
「この頃、其角が集にこの句あり。いかに思ひてか入集しけん」。

去来曰く、
「いと桜の十分に咲きたる形容、よく言ひおほせたるに侍らずや」。

先師曰く、
「言ひおほせて何かある」。

ここにおいて肝に銘ずる事あり。
初めて発句に成るべき事と、成るまじき事を知れり。

*説明*

宝井其角の句集の句。
~下臥につかみ分けばやいとざくら~

この句について去来が、「糸桜が見事に咲き誇った様子を、とても良く言い尽くしているのではないでしょうか」と評した。

すると芭蕉は、「言ひおほせて何かある」
<ものごとのすべて言い尽くしてしまえば、その後にいったい何が残るのだっ>と、言った。

これは、いわゆる有名な和歌体十体の一つ、≪余情体≫の事を言わんとしたワケですよネ。

余韻、余情は、すべてを説明しては生まれない、適度な間と余白から生み出されるのだっ。

ってコトだと思います、はい、え~と、たぶん・・・あ、違うかも・・・(笑)。

本日・9/10・【みどり女忌】

今のわがこころに似たり春嵐

鈴虫のいつか遠のく眠りかな

夢に見し人遂に来ず六月尽く

訪づれに心はずみぬ三味線草

釘文字の五月の日記書き終る

重陽の夕焼けに逢ふ幾たりか

六軒の檀家持つ寺柿を干す

光陰は竹の一節蝸牛

物言はぬ独りが易し胡瓜もみ

山清水落葉の上を流れけり

雑用の中に梅酒を作りけり

北上の空に必死の冬の蝶

弾初や爪びきながら老の膝

灰に落ちし涙見られし泣初め

本日、九月十日は、阿部みどり女/あべ みどりじょの忌日デス。

abemigorijo-ikjy.jpg

1886年10月26日~1980年9月10日

高浜虚子に師事。
後に、「駒草」を創刊・主宰。
「河北新報」の俳壇の選者。

蛇笏賞受賞。

以下、みどり女の句を・・・。

いのちより俳諧重し蝶を待つ

茄子の花朝の心新しく

大空に一枚白く凍てにけり

春水を押しくぼまして風が吹く

ざらざらと櫛にありけり花ぼこり

紫苑ゆらす風青空になかりけり

うららかや空より青き流れあり

空蝉の いづれも力 抜かずゐる

打ちあけてあとの淋しき水馬

蕃山へ登る口あり冬の寺

まなうらは火の海となる日向ぼこ

月下美人あしたに伏して命あり

月下美人一分の隙もなきしじま

頬白の嘴より落ちし蝶の羽

春夜の子起しておけばいつまでも


「一月十一日長男逝く」
コート黒く足袋眞白に春浅き

「二月十二日夫逝く」
幻のまぶたにかへる春の闇

同じ年に息子と夫を亡くした。
相次ぐ訃報を、春浅き、春の闇とした。

俳人とはかくも悲しい者か。

1951年9月10日・ 映画『羅生門』・金獅子賞の快挙♪

日本映画初!
映画『羅生門』がヴェネツィア国際映画祭での金獅子賞を獲得した日。

rashoumon.png

監督:黒澤明
出演:三船敏郎、京マチ子、森雅之、志村喬
モノクロ映画

作品のベースは、
芥川龍之介の『藪の中』と『羅生門』

この映画は、観ておくべきいだよネ。
プロフィール

オグリン♪

Author:オグリン♪



HEBOギタリストにして俳人。


『俳句愛好会[幹]主宰・俳号/釣月』


TVを観る習慣がありません。
ゆえに毎日、読書・映画・音楽三昧。


N県在住。


好きな言葉!
【廓然無聖/かくねんむしょう】・神仏を尊び神仏に頼らず・真実と誠実と無くしては礼儀は茶番であり芝居である。

好きな映画!
黒澤の初期・Midnight Run・Blade Runner・Bagdad CAFE・Taxi Driver・Star Wars: Episode V The Empire Strikes Back・Amadeus・The Godfather Part II・Nuovo Cinema Paradiso・The Silence of the Lambs・Contact・ From Dusk Till Dawn・LesMisérable/1998・Buena Vista Social Club・Smoke・Mulholland Drive・LET THE RIGHT ONE IN・Das Leben der Anderen
『A』・椿三十郎・『男はつらいよシリーズ』


好きな音楽!
ロック・ブルース・ジャズ・ボサノヴァ・昭和歌謡。


音楽活動は諸事情により休止しておりましたが、今春(2020年)から、とりあえず?クラシックギターのソロ演奏で復活します。

BAND活動も、おひおひ?


その他の音楽活動(未定の予定)

Chu-Lip(TULIPのE系カバー:sextet)

サボテンズ(TULIP&BeatlesのA系カバー:quartet)

Van-Colors(吉田拓郎のE系カバー:quintet)

ゆきチルOGMARS(Mr.ChildrenのA系カバー:trio)

KuriSshu(吉田拓郎のカバー:Duo)

Poco a Poco(JPOP:Duo)

オグリン(classical music:Solo)

尊敬する日本人!
聖徳太子・弘法大師・法爾大師・西行法師・楠正成・大谷刑部・真田幸村・立花宗茂・保科正之・松尾芭蕉・横井也有・大愚良寛・吉田松陰・二宮尊徳・濱口梧陵・緒方洪庵・新渡戸稲造・高橋是清・南方熊楠・正岡子規・嘉納治五郞・八田與一・永井荷風・白州次郎・司馬遼太郎・宋英傑・狩谷明・小林益夫。

好きな作家!歴史モノ(池波正太郎・司馬遼太郎・塩野七生・井沢元彦)・SF&ミステリ(夢枕獏・神林長平・半村良・山田正紀・恩田陸・伊藤計劃・森博嗣・冲方丁)・宗教モノ(道元・親鸞・空海)エッセイ(正岡子規・永井荷風・浅田次郎・阿川佐和子)

好きなもの&人!!!
神道・国体・神社・SF・陰陽師・和楽器バンド・アニメ・宗教全般・映画・読書・落語・麻雀・フラメンコ・赤穂浪士・旗本退屈男・阪神タイガース・理知的な瞳の細身ツンデレちゃん・総合整体・アルコール全部・ネイビーブルー・黒・桜・薔薇・紅葉・月・虹・東雲・黄昏時・天皇陛下・幕末・猫ちゃん・うさちゃん・蛍・熱帯魚・亀・鮎・鰻・のどぐろ・茸・貝類・タラの子・里芋・お鮨・ラーメン・日本蕎麦・甘口カレー・河豚&鼈・KFC・コーヒー・チョコ・カルピス・紅茶・京都・スペイン・台湾・仏像・ツチノコ・鋸クワガタ・永井豪・つげ義春・みうらじゅん・攻殻機動隊・GAMERA・Godzilla・Snoopy・woodstock・IVY・ミニクーパー・阿川佐和子・中野信子・Jodie Foster。

還暦に自分の句集を出すのが夢です。

自衛隊は国防軍でありますっ♪

憲法は改正せよっ♪

皇位は男系男子のみ、宮家復活も賛成であります。

チャイナが侵略した少数民族の自治区での『人権侵害』と、『宗教弾圧』を許してはいけません。

FC2カウンター
月別アーカイブ
カレンダー
08 | 2019/09 | 10
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
検索フォーム
最新記事
リンク
最新コメント
カテゴリ