日本酒、大好き・・・寒造。
野兎がみんな白くなるワケじゃぁ~ないんだヨ。

日本の野兎(穴では生活しない)は冬になるとみんな白くなるんだとおもっていたが、違うらしい。
西日本のものは年間を通じ黄褐色の毛であるが、東日本のエチゴウサギは冬季白化する。
北海道のエゾユキウサギは、また別種のようだ。

兎の肉は三度とも騙されて食べたが・・・美味しかった。
煮込みと兎まんま(オニギリ)。


ステーキ&フライ。

兎汁。

山野より眼引きあげ兎汁/上田五千石
年の瀬に来る兎買一羽二羽/佐藤鬼房
メスが美味しいと言われている。
兎は肉の熟成と血抜き、いわゆる下処理が大切で、それが旨く食べるコツらしい。
新潟の県央地区で初めて食べた兎料理が、兎の肉と一緒に、ごぼうやにんじん、こんにゃくなどといっしょに炊き込んだ五目御飯のようなモノ、いわゆる、兎まんま。
また、同じ新潟県央地区では、「巻狩り」と呼ばれる伝統的な手法を用いた兎狩猟がアルのです。
ウサギを、かつて一羽、二羽と鳥と同様の「羽(わ)」で数を数えていました。
諸説あるのですが、獣肉食が禁止されていた江戸時代に、「ウサギはウ(鵜)とサギ(鷺)に分けられるから鳥だ」とこじつけて食肉としていたとする説が有力ですが・・・。
また、徳川将軍家では、正月の三が日にウサギ汁を食べる風習があったそうです。
野兎の皮干してゐる雪眼翁/飯田龍太
目襖に落葉の兎売られゆく/加藤秋邨
皮剥ぎし兎の頭目ばかり/平井照敏
今でも、新潟や、東北では兎を食べるんです。