最期の雪・・・雪の果。
【雪の果/ゆきのはて】、名残の雪・忘れ雪・別れ雪・涅槃雪・・・などとも言います。
春になって最後に降る雪・・・雪の終わりって意味ですネ。
出会いと別れ。
旅立つ人、見送る人。
春、私は、やはり、この歌を想い出します。
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【な〇り雪】
汽○を待つ君の横で○は 時計を気にしている
季○はずれの○が降ってる
「東○で見る雪はこれが○後ね」と
さみしそうに君がつぶやく
なご○雪も○る時を知り ふざ○すぎた○節のあとで
今春が来て○はきれいになった 去年よりずっと○れいになった

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今更ながら、
よくよく[詞]を読んでみると、
田舎から都会へ行くのではなく、
都会(東京)から故郷へ帰る?ようですね。
二人は同じ大学を卒業して、
違う道へ?
彼女は多分、田舎(故郷)で就職する?
・・・・・・そんな感じでしょうかね。
はい、確かに、春が来ると、
女性は美しくなりますね。
そして、強くもなりますっ。
その笑顔名残の雪と消えにけり/小栗釣月
いくつもの出会いと別れ雪の果/小栗釣月
去る人の夢の欠片か忘れ雪/小栗釣月
2019/02/12・本日・【菜の花忌/なのはなき】
私は日本史は世界でも第一級の歴史だと思っている。
(司馬遼太郎「この国のかたち」より)
本日、二月十二日は、司馬遼太郎先生の忌日です。

私は、熱烈な司馬遼太郎教の信者であります。
先生の小説で私は、多くを教学びました。
え~、毎度しつこいですが、今年も記載します。
先生の遺書とも言える、小学校用教科書のために書き下ろした!
【二十一世紀に生きる君たちへ】
日本人の根幹である自然に対する畏怖の念と、
自分らしく生きるタメの自己の確立の大切さ。
優しさの訓練。
そして、他民族へのいたわり。
原文は、ココをクリック→【二十一世紀に生きる君たちへ】
さて、司馬先生がご心配しておられた、
愛する祖国日本は、震災復興は未だ不十分、
国内外の問題は山積みで、膠着しています。
地道に一つずつ解決し、希望の未来を、
次世代にキチンと繋げなくてはなりません。
また、チャイナ・北朝鮮を筆頭とした、
アジアの脅威、ナラズモノにも対抗せねばなりません。
同盟国?韓国は、もはや敵と考えて良いでしょう。
そして、ロシア。
隣国で朋友と言えるのは、台湾のみであります。
我々は、国際的認識をそして国防のあり方を、
現状が鑑み、世界基準にあわせなくてはなりません。
さらに、米国との安保についても、大きく舵を切る時代になりつつあると思うのです。
先生は、ご自身の随想集『風塵抄』の、
【平和】の項に、このように、書かれました。
『平和を維持するためには、人脂のべとつくような手練手管が必要だ』
また、「平和」、「自衛隊反対」を連呼するさまを、
先生は、
『念仏平和主義』と名付て、
念仏で平和は維持できないとおっしゃいました。
名言、至言であります。
憲法改正の道を阻む者は、念仏平和主義者でしょう。
念仏平和主義者は言霊にも支配された存在です。
憲法については、まだまだたくさん話し合うべきでしょう。
そして、その憲法は簡単には改正する事はできないでしょう。
しかし、今こそ、日本は生まれ変わる時なのです。
先生、これからの日本を見守っていてくださいマセ。
m(__)m
司馬遼太郎記念館は、コチラ→【司馬遼太郎記念館HP】