十八年ぶりの、泰麒の物語(十二国記)の続刊ゆえに、おさらいが大変な件・・・・。
言わずと知れた、小野不由美著、【十二国記】。
その、ファン待望の新刊が、昨年の十月と十一月に創刊されましたっ。
全四巻の長編大作であります、素晴らしいぃぃぃぃぃぃ。
で、なんと、注1泰麒(たいき)の物語の続刊は十八年ぶりなのでありますぅぅぅ。
正直、マジ、死ぬほど待ったWA、出る出るオバケになんども騙されて、ネ(笑)。




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泰麒の物語は、いろいろと忘れちゃってるのよネ~。
う~ん。
さて、時系列は、以下の通り。。。。
『東の海神 西の滄海』約500年前
『漂舶』約400年前
『図南の翼』約90年前
『華胥』
『風の海 迷宮の岸』約5年前
『冬栄』
『月の影 影の海』*基準年*
『丕緒の鳥』
『書簡』
『風の万里 黎明の空』
『乗月』
『帰山』
『落照の獄』
『魔性の子』*風の海 迷宮の岸*『黄昏の岸 曉の天』
↓
『白銀の墟 玄の月』
で、十二国記のおさらいをしないとなぁ。
なにせ、シツコイけど、十八年ぶりッスからネ~、はぁ、どうすれば(笑)。
もう面倒だから、新刊の直近のアニメシリーズでも見直すかなぁ。
あははは。
頑張る♪
注1~泰麒とは?
戴(たい)国の麒麟・泰麒(たいき)の事。
この物語は、十二の国が存在しており、各々の国の王は、天の意思を受けた麒麟(神獣)に選ばれる。
王と麒麟は一心同体、その王の善政が続けば、王は不老不死のまま君臨し国を統治続けるが、政道を誤れば死に至り、新王の即位となるまで、王のいない国は荒廃し、死の国と化す。
「花は咲く」の菅野よう子は天才だっ。
「花は咲く」の作曲者は、宮城県仙台市出身の天才作曲家、菅野よう子女史。

東日本大震災の翌日にいち早く、自ら作曲した応援ソング「きみでいて ぶじでいて」を、YouTubeにアップした、私はこの曲に感動して震えた。
「きみでいて ぶじでいて」・作詞は、一倉宏氏。
是非、捜して聴いて欲しい。
2011年に地元で開催された、義援金募集の復興ボランティアイベントで、私はこの歌を歌った・・・歌いながら泣けて来たヨ。
また、菅野よう子女史は、2012年に、NHK東日本大震災プロジェクトのテーマソング、「花は咲く」を作曲する、名曲だ、良くぞあの歌詞に、このメロディをつけたモノだと思った、正に、天才だっ。

「花は咲く」作詞は、岩井俊二氏。
花は 花は 花は咲く いつか生まれる君に
花は 花は 花は咲く わたしは何を残しただろ
花は 花は 花は咲く いつか生まれる君に
花は 花は 花は咲く いつか恋する君のために
この曲を知らない人はいるまいっ。
菅野よう子女史、「CMソングの女王・1000本以上らしい」&「アニソン主題歌の女王」でもある。
有名なのは、この二曲、『カウボーイビバップ』&『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』
編曲もメッチャ手がけていて、紅の豚(1992年) - 時には昔の話を&人狼 JIN-ROH&コードギアス/亡国のアキトなど多数。
実写映画では、下妻物語&ハチミツとクローバー&海街diaryなどなど。
歌は世に連れ・・・で、あります。
菅野よう子女史曰く、【花は咲く】は、
「100年経って、なんのために、あるいはどんなきっかけで出来た曲か忘れられて、詠み人知らずで残る曲になるといいなあと願っています」
なるほど、貴女は古の歌人のようでありますなぁ~。
*楽曲の作詞・作曲家への印税は、全額がNHK厚生文化事業団を通じて、被災地の自治体に義援金として寄付される。
ゆえに、この楽曲がカバーされ、または、コンサートで歌われ、テレビ・ラジオでオンエアされる度に、義援金が増えてゆくという仕組みなワケなんだよなぁ~。
お見事、と、言いたい・・・日本って凄いよね。
せめて暖かい風を東北へ・・・東風♪
春と言えば東風デス。

あち(西風)東風や面々さばき柳髪/松尾芭蕉
繭玉や東風に吹かるる店の先/正岡子規
東から吹く、春の柔らかい風・・・東風、いよいよ春爛漫へ加速度を上げています。
東風の次は桜であります、楽しみだなぁ~。

【東風】
万葉集では、『あゆの風』と詠まれています。
東風と言えば、この歌でしょう。
『東風ふかば にほひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ』
by菅原道真
東風はいろんな呼び名があります。
初東風(はつこち)
強東風(つよごち)
海東風(うみこち)
朝東風(あさごち)
青東風(あおこち)
荒東風(あらこち)
夕東風(ゆうごち)
梅東風(うめごち)
桜東風(さくらごち)
雲雀東風(ひばりこち)
東風の由来は様々ですが、以下の説が有力です。
*東風を「こち」と呼ぶその語源は瀬戸内海の漁師言葉だとする説があります。
瀬戸内には、「鰆(さわら)ごち」「雲雀(へばる)ごち」「梅ごち」「桜ごち」「こち時化(しけ)」といった「コチ」を含む言葉があるそうです。
もっとも東風時化の言葉があるように、漁師さんからすると東風は荒れる風の意味が強いようで、あまり歓迎される風ではないようです。
[日刊☆こよみのページ]より抜粋。
河内路や東風吹送る巫女の袖/与謝蕪村
東風吹くや駒の足並みる日和/井上井月
夕東風に海の船ゐる隅田川/水原秋桜子
強東風に鰤網おこす熊野びと/澤田緑生
梅東風や貝に練り込む京の紅/加藤安希子
荒東風やみどりをふやす土饅頭/黒田杏子
桜東風恋のはじめの薄化粧/小栗釣月

早くチャイナコロナ(武漢肺炎)に終息してもらいたい。
東日本大震災から九年 死者約1万6千人・不明者約2千5百人・避難生活者約4万8千人。
3/11・東日本大震災・・・九年。
そして無理するな、東北。
もっと頼れ、東北。
もう、十分過ぎるほど頑張っているの人に、頑張れと言うのはもう止めましょう。
頑張り過ぎて死んでいく人が多過ぎるTO思うのですヨ、それではいけません。
物理的な復興も大切だと思いますが、心の再生こそが最も大切なのではないでしょうか。
宗教家、教育者、哲学者、心理学者の、本当の出番はこれからです、その実力を見せて欲しいワケですよ。
鎮魂は生きている人間がするのモノであり、命を救うのは・・・命と智慧なのです。
合掌。