荒南風(あらはえ)が吹く。

黒南風(くろはえ)の説明はコチラ→『黒南風(くろはえ)吹く。』

で、その黒南風は穏やかな風であるが、梅雨の中頃に激しく吹き荒れるコトもある。
この強風を「荒南風」と言います、私の地元は今正に「荒南風」が・・・。

荒南風の橋下に澄みて山と町/飯田龍太
荒南風や一線尽す故国の灯/桂樟蹊子
荒南風や人工なぎさの砂煙/宮田俊子
荒南風や疊のうへの大聖武/高橋睦郎

荒南風の賽の河原に小石積む/山城やえ
病よき日や荒南風の海を見む/遠藤真砂明
荒南風や海峡海豚護衛せず/和田照海
荒南風やながすくぢらの腹の線/吉田政江
悪童の顔は真っ黒荒南風来/小栗釣月

なぜか、荒南風で私は神風特攻隊を連想してしまう。
悪天候の中、小さい島国の若者が遠方へ行く姿だ。
祖国を守るために散った多くの若者達・・・英霊。
今の我が国はそれの英霊達の魂に答えているだろうか・・・。
戦わないためにも、隣国の脅威から領土を守るためにも、軍備を増強し、憲法を改正するべきだと思うのです。
零戦の帰還せず荒南風の夜明け/小栗釣月
荒南風や「カミガゼ」と米国呼びし/小栗釣月
6月27日~七十二候・その29[菖蒲華/あやめはなさく]
添削を出して逝かれしあやめぐさ/中原道夫
神代の風は冷酷あやめ花/小栗釣月

二十四節気の夏至の次候・菖蒲華。
アヤメが花を咲かせる頃。
アヤメが梅雨を呼ぶのでしょうか?
花の順番としては、ショウブ~カキツバタ~アヤメが通常。
ただ、この三種類は違う花なのですが、ゴッチャになっていて、誠に残念であります、咲く時期も好む場所も違うんですけどネ。
その詳細はこちら→菖蒲(しょうぶ)の花が艶やかデス♪

廃舟にあやめ生けあり十二橋/久保木千代子
寄りてきし鯉のいろいろ花あやめ/有賀たもつ
ねじあやめ燃えつきし夜の裾模様/宮川としを
草原の丈しのぎ咲くあやめなり/阿部ひろし
人流れさせてあやめの濃紫/伊藤多恵子
神域の一万本の花あやめ/二瓶洋子
数多の雫紫光となる濃あやめ/小栗釣月

紫陽花Ⅱ。
あぢさゐの下葉にすだく蛍をば四ひらの数の添ふかとぞ見る/藤原定家
紫陽花や色深まりて嫁ぐ朝/小栗釣月

私の地元では、やっと盛りの季節をむかえましたぁぁぁぁ~♪
しばらくは多彩な色で楽しめますヨ~、うれしいなぁぁぁぁぁぁぁ♪

紫陽花、梅雨の花の代表ですね。
紫陽花や藪を小庭の別座敷/松尾芭蕉
紫陽花や赤に化けたる雨上り/正岡子規
紫陽花や身を持ちくづす庵の主/永井荷風
花二つ紫陽花青き月夜かな/泉鏡花
紫陽花や帰るさの目の通ひ妻/石田波郷
あじさいや生き残るもの喪に服し/鈴木真砂女
紫陽花や白よりいでし浅みどり/渡辺水巴
紫陽花の色のかけこむ書院かな/小宮山勇
紫陽花の藍一色に沈む寺/渡辺智佳
あめあめあめのあじさゐのあめのあめ/小栗釣月

紫陽花。
別名~七変化・八仙花・またぶりぐさ・四葩(よひら)
日本原産らしく、ガクアジサイが最初で、その後変化した?らしいと言われているがヨクわからない。

で、ガクアジサイに対して、普通の?アジサイをホンアジサイとも言う。
紫陽花の語源は、「あず(集まる)」+「さい(藍色)」DEあじさい・・・らしい。
『万葉集』に「味狭藍」「安治佐為」のあて字?で掲載されているから驚きデスね~。
言問はぬ木すら味狭藍諸弟(もろと)らが練の村戸(むらと)にあざむかえけり/大伴家持

紫陽花を世界に紹介したのは、あの有名なシーボルトです、学名に日本の愛妾の名をひそませた・・・。

倦(う)むことを知らぬ雨かな七変化/片田千鶴
心変わりしたのではなし七変化/伊藤一歩
つれづれの一詩しづもる七変化/湯本道生
幾たびも雨呼びよせる七変化/森山のりこ
今年も越後の梅雨は短かそうであります、ラッキー♪。
では、最期に、新種?の紫陽花をご紹介。




ビラの散布が原因なワケね~ジャン。

開城(ケソン)の南北共同連絡事務所を爆破したキッカケではあるが、本当の理由は全然違うハズだ・・・。

それは知っていてのパフォーマンスか?馬鹿馬鹿しい、付き合いきれんぞ。
方広寺鐘銘事件をご存知でありましょう。
その鐘に刻まれた「国家安康」「君臣豊楽」という文言に徳川家康がいちゃもんをつけ。
その結果、大坂冬の陣を謀略したワケでありますが・・・バトルのキッカケなんてなんでも良いのです。
脚本・演出は、チャイナ共産党。

主演は、小生意気な北の女狐。

狙いは、さらなる、赤化、北との併合、チャイナへの隷属、アメリカからの分断でありましょう。
また、馬鹿ン国と北ろくでなし集団との密約が履行されなかったとも・・・ありえるな、うんうん。
38度線防衛ライン、もはやナイと思って、日本は新しい国防を模索しなくてはならない時期に来ていますZO。
じゃんじゃん。