9月8日~七十二候・その43[草露白/くさのつゆしろし]
2020/09/07・本日・【白露/はくろ】

二十四節気・その15・白露。
「陰気ようやく重なりて露にごりて白色となれば也」

草の葉に白い露が結ぶと頃という意味。
本日から仲秋に入ります、秋が深まって行きます。
月が最も美しくなる季節です、で、秋の露は月の雫であるとか。
空は高く、秋雲流れ、稲穂が実り、宵から大気が冷え、芒に月が重なります。
朝夕の涼しさの中に肌寒さも感じ始めます。
そして、秋は白いのであります。
とは言え、今年は超例外ね、この残暑じゃ秋って感じじゃないモンね~。
でも、もうすぐ涼しくなりますよ、辛抱辛抱。

百ミリの大雨上がる白露かな/金川眞里子
目薬の頬に伝はる白露かな/杉江茂義
勾玉の形に眠る白露かな/田村園子
起きてすぐ夢と符合の白露かな/能村研三
双龍の眼一閃白露かな/近藤きくえ
神々の曲を奏でる白露かな/小栗釣月
