一度肉眼で見たい季語、鷹渡る。
鳥の季語はとても身近なのだが、この「鷹渡る」と言う秋の季語は、どうもピンとこない。
単純だ、見たことが無いからである、ゆえに、実感がまったくない風景なのだ。

私の地元では鷹は、いわゆる「留鳥」のイメージで渡る感覚がゼロなワケです。
ちなみに、「鷹」、単独では、冬の季語となる。
雪山から餌を求めて里山周辺に現れる鷹は茶褐色で目立つからかしら?
で、オオタカなどの一部種類は越冬の為、短い距離を南下をするのらしいのです。
それを、「鷹渡る」と言う季語で表現しているのだが、日本国内の移動だけなら、渡る、で、正しいのかなぁ?
でで、疑問だったから、あれこれ調べてみたワケっす。
ででで、本当に渡るらしい、長野県白樺峠の鷹の渡りが有名なんだネ。
最近はありがたい、youtubeで検索するとほとんど動画が存在する。

そこでは、朝鮮半島・インドネシアやフィリピン近辺へ渡って行く鷹を見る事がます。
食料を求めて中部地方以北の鷹類が、乗鞍高原近辺の上空から上昇気流に乗って白樺峠を越えて行きます。
この動画はなかなかのスケールであります。
なんと一日で数千羽のタカが飛ぶ日もあるんだとかぁ~スゴイなぁ。
そして圧巻は自然のダイナミズムと言える、鷹柱であります。

ほか、愛知県の伊良湖岬の鷹の渡りも有名です。
バードウォッチングの熟練者でも、特定の場所と時間と幸運が無いと鷹の渡りは見れないそうです。
まぁ、一般人の日常生活では鷹渡りは見れないCHU~事デスね。
一度見てみたいなぁ~。

神島は八重の波垣鷹渡る/広波青
鷹柱やがて読めざる数となる/仁科聖鳥
鷹渡るしるべの島を違へずに/能村研三
鷹ゆけり風があふれて野積み藁/成田千空
高波を鎮めて鷹の渡りかな/小澤克己
サルトルもカミユも遥か鷹渡る/吉田汀史
荒海の飛沫の果てや鷹渡る/小栗釣月

正に、猛禽の眼光炯々・・・空の王者ですネ。
さすがは、古には神々の使者であった由。
古の御先(みさき)の瞳鷹渡る/小栗釣月
10月20日・本日・【上皇后陛下美智子様】86歳の、お誕生日♪
令和二年は歌会始にご欠席、残念でありましたが・・・。
上皇后陛下のお印は白樺であります、ピッタリですね~。

で、本日は、上皇后陛下美智子様のお誕日でございます。

慈悲深く、聡明で、品格と凛とした強さ・・・まさに、大和なでしこ、かくあるべしと、思うわけであります。
皇室、皇族のことを、稚拙に、下劣に、報道する、恐れ多い馬鹿マスゴミが多過ぎる。
我々の感覚で、一般庶民のレベルで、世間話のように、話す事じゃぁ~ないんだって、の。
そもそも、宮内庁も政府もいったい誰の味方なんだろうなぁ~、しっかりしてくれよ。
皇族が反論しないのを、いや、出来ないのを良い事に、
それを利用して批判するのは卑怯者であり、愚劣な行為であり、人として許せません。
あのサ、宮家の復活になんの問題があるんだ?
さらに、男系でイイジャン。
天皇皇后両陛下、万歳。
上皇上皇后両陛下、万歳。
\(^^@)/
\(^^@)/

『プリンセス・ミチコ』
