11/23・牡蠣の日。

牡蠣フライ(11/21)の日の直近に・・・・牡蠣の日。

「勤労感謝の日」に滋養強壮の牡蠣を食し、
日頃の勤労の疲れを癒してもらおうCHU~コトらしい。
しかし、変に?元気になったらどうする(笑)。

板前と目の合ふ席に酢牡蠣食ぶ/野口光枝
牡蠣割りて秘匿の月日吐かせたる/武田莱美
生牡蠣にレモンを絞るローマ行/山内崇弘
牡蠣啜る男ばかりが死ににけり/須佐薫子
生牡蠣の殻にレモンの種のこる/宮津昭彦
酢牡蠣食ぶ口より血潮滴りぬ/小栗釣月

それにつけても牡蠣の喰いたし・・・。
かきフライもネ。
カキフライが無いなら来なかった/せきしろ×又吉直樹
レモン添え外食めきぬ牡蠣フライ/高澤良一
牡蠣フライとグラスワインと時刻表/中島隆
牡蠣フライぽん酢タルタル醤油塩/小栗釣月

みなさんは、牡蠣フライには何がお好み?
雲腸(くもわた・くもこ)。
初鱈を溢れいでたる雲腸(くもこ)かな/大石悦子

雲腸とは、真鱈の白子の事。
菊腸、菊白子、強腸とも言う、冬の季語。
好みは分かれるだろうが、私は大好き。
鱈鍋など、もう何年も食べていないなぁ~、クスン(涙)。

雲のごと鱈の白子の茫漠たり/森田博
雲に煮ているから、雲腸らしい。
ポン酢が旨い。

味噌汁も最高。

甘煮も良し。

天麩羅もオツだっ。

醤油バター炒めは濃厚。

車座へ鍋ごと鱈の白子汁/青谷小枝
たづ鍋や津軽女のお世話好き/小栗釣月

津軽で食べた、たづ(白子)鍋の味が忘れられない。
チャイナコロナ(武漢肺炎)で、朝市も立たない。
鱈の白子は朝市が新鮮で良い。
朝市や真鱈屠れば湯気のたつ/小栗釣月