晦日蕎麦。
【晦日蕎麦】、年越蕎麦でもOKなんですけどネ。
でも、サ、厳密にはサ、違うんだけどネ、説明が面倒なのヨ。
え、はい、そりゃ、もう、酔っぱらってますよ。
がはははは♪だはははは♪THE酩酊♪
でぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~~~。
やっぱり蕎麦が一番好きぃぃぃぃぃぃぃ♪
晦日蕎麦、年越蕎麦は、江戸期から食べるようになったみたいデスわ。
江戸の金箔職人は飛び散った金箔を集めるのに蕎麦粉を使っていました。
ゆえに、蕎麦を残すと翌年金運に恵まれないのであります。
だ・か・ら・絶対に残してはなりませんZOooooo、完食あるのみ。


その前に一本つけよ晦日蕎麦/鷹羽狩行
井月の話など聞き晦日蕎麦/川合広保
晦日蕎麦出前の威勢よかりけり/大堀鶴侶
省くなくひとりの晦日蕎麦啜る/大橋敦子
誰彼に礼を言いつつ晦日蕎麦/小栗釣月
皆々様、タクサンお世話になりました。
来年も、どうぞ、ヨロシクであります、タノミマス。
で、あの、日本酒はぬる燗ネ。
まだ飲むのか、はい、まだ、飲むんです。

で、これから板わさを少々つまみながらサ。
塩引鮭を焼いてネ、これが旨いのヨ、発酵系だよ~ん。
でで、サ、メインはサ、蕎麦だよ、当然だよ、晦日だモン。
天然真鴨じゃなくて、合鴨だけど仕方がネ~ヨな、なうん。
それでも、鴨のお肉の蕎麦だよ蕎麦。

鴨南蛮の予定なんだけど、こんなに酔っぱらっていて作れるのか(大笑)?。
ヤバッ、眠くなってきたぞ(笑)。
酒に呑まれてごめんなさいネ、と。
じゃんじゃん。
某所で笹鳴きを聴く。

春告鳥のウグイスの鳴き声と言えば「ホーホケキョ」に決まっている。

が、しかし、冬場はちょっと変わってくる。
特に人家の近くにおりてきては、「チッチチッチッ♪チャッチャッ♪」と鳴く。
この小さい鳴き方は、いわゆる地鳴きであり、笹鳴(ささなき)と呼ばれている。
この笹鳴の目立ってくるのは冬なので冬の季語。
笹鳴や日脚のおそき縁の先/萩原朔太郎
笹鳴の日かげをくぐる庭の隅/萩原朔太郎

朔太郎はよほど笹鳴きが好きだったようで・・・・。
あの深刻ないかつい顔で朔太郎が己が影とシンクロさせたか?

笹鳴に逢ひたき人のあるにはある/三橋鷹女
笹鳴をひかりのこゑとして置ける/峯尾文世
笹鳴に視線ちらばるたのしさよ/海輪久子
笹鳴の来て居ることも耳打ちす/村越化石
笹鳴きに乳を離せし赤子かな/山田ロツキイ
笹鳴きをききもらすまじ山晴れて/橋本美奈子
笹鳴に寝返りを打つ女かな/小栗釣月

ちょっと飲み過ぎかなぁ♪
冬ざるる。
虎落笛(もがりぶえ)。

古で、「殯/もがり・かりもがり」と言う言葉は、高貴な人の仮葬(仮喪)を意味しました。
後に転じて、仮葬の木や竹の囲いをもがりと呼び、さらに、戦場や城塞の防衛のための竹柵を虎落としたようです。
で、太平な時代においては、竹や細い丸木を立てて染物を干す場所をモガリと言うようになり、季語となります。

遠い国から来た風の音、まるで黄泉への誘いの様で・・・。
死者を呼ぶ丑三つ時の虎落笛/小栗釣月
季語としての、虎落笛は、厳冬の強風が竹垣や竹柵などに吹きつけて笛のような音で鳴ること、で、良いでしょう。
烈風が電線をヒューヒューと唸らせますが、あの音も虎落笛でありますね。

私の地元は、虎落笛が雪を呼び、さらに路面はアイスバーンに・・・困った(汗)。

もがり笛風の又三郎やぁーい/上田五千石
天の邪鬼虎落笛をば吹き遊(すさ)ぶ/相生垣瓜人
膝の子の深き眠りや虎落笛/荻原芳堂
目をあけて聞いてゐるなり虎落笛/樋口多嬉子
まだ叫び足らずや真夜の虎落笛/有吉桜雲
人を避け人と逢ふ日や虎落笛/白旗いちこ
土壁の龍虎相搏つ虎落笛/小栗釣月
