寒垢離(かんごり) 。
森博嗣著・【ダマシ×ダマシ】を読んだ、ネタバレはホボなし。
で、昨夜は、半年以上前に購入していた、【ダマシ×ダマシ】を読みました。

なぜ?ネカセテおいたのかと言うとですね、理由は二つ。
まず、Xシリーズの最終巻だったこと、そして、万が一のトラブルなどの時の為にデス。
で、昨日が大トラブル?の日。
もうぅぅぅぅぅアタマ来たんだヨゥゥゥゥゥゥ(怒)。
プンプン。
そんな時はお気に入りの作家の本を読めばサ、普通はスッキリしちゃうんだよね。
だって、二時間は夢中になっちゃうじゃん。
でで、予定通り、ホボ二時間で読み終えた時には心も晴れやかにぃぃぃぃ。
さすが、森博嗣、今、私の一番のオススメの作家でありますぞよ。
海月君、責任重大・・・。
西之園さん、Mちゃんを抱きしめたのは全読者でもある。
小川さん、完全に再生したヨね、おめでとう。
旧暦・建保7年1月27日(1219年)・實[実]朝(さねとも)忌。

鶴岡八幡宮で甥の公暁(くぎょう)に暗殺される。
鎌倉幕府三代将軍と言うよりは、歌人としてあまりにも有名。
師は、あの藤原定家、また、小倉百人一首では鎌倉右大臣とされています。
「世の中はつねにももがななぎさこぐあまの小舟の綱手かなしも」
あの正岡子規が手放しでベタ褒めする唯一の歌人です。
さらに、松尾芭蕉が弟子に、「中頃の歌人は誰なるや」と問われて曰く、【西行と鎌倉右大臣(実朝)ならん】
【実朝忌】
その時も鳩は翔ちけむ実朝忌/山口青邨
枝重りして咲ける椿や実朝忌/石田波郷
実朝忌春動かむとしてためらふ/松本たかし
名をかへて流るる川や実朝忌/進藤一考
実朝忌あし跡のみの百千鳥/小檜山繁子
大挙して実朝の忌の沖つ波/高澤良一
雪となる雨を見てをり実朝忌/角川春樹
鎌倉の今朝は雪らし実朝忌/小栗釣月
では、実朝の歌を幾つか・・・。
世の中は常にもがもな渚漕ぐあまの小舟の綱手かなしも
萩の花くれぐれまでもありつるが月出でて見るになきがはかなさ
大海の磯もとどろに寄する波われてくだけてさけて散るかも
ながめつつ思うも悲し帰る雁行くらむ方の夕暮れの空
炭をやく人の心もあはれなりさてもこの世を過ぐる習ひは
くれなゐのちしほのまふり山の端に日の入る時の空にぞありける
