芽シリーズ2・楓の芽。
雪割草。
3/2・お水送り&・・・で、明日3/3・は雛祭。
三月十二日に奈良東大寺二月堂のお水取り(修ニ会の「お香水」汲み)に先がけて、三月二日に神宮寺の「お水送り」があります。
二月堂の井戸につながっているとの言い伝えがアル神宮寺の淵の霊水・・・奈良と若狭の不思議な物語を今に残す歴史的な行事ですネ。
しかしながら、本年は、チャイナコロナ(武漢肺炎)により、一般向け行事は中止であります。

若狭の神宮寺の『お水取り』で採取した霊水は、十日間かけて奈良東大寺二月堂の「若狭井」に届くと言う事デスね。

で、あしたは雛祭。

この風習、五節句の二番目、「上巳(じょうし)の節句」の行事が元のようです。
上巳とは、旧暦の三月下旬から四月、桃の花の咲く時期ですね、ゆえに昔から『桃の節句』と呼ばれてきました。
実は、上巳、縁起が悪い日とされています。
なので、古くには水で体を清めたり、お祓いをしたりしました。
また、身代わりとして人形を川に流したり・・・これが流し雛の原型らしいです。

平安初期?お雛様は、身代わりの流し雛でしたが、室町時代に大きく変わります。
貴族の女の子のお人形遊びを『ひいな遊び』と言うようになりました。
で、ひいなとは、小さくて可愛いと言う意味です、日本のカワイイィィィlの原型はココです(笑)。
もうおわかりですね、ひいな→ひな(雛)→お雛様、雛祭であります。
安土桃山時代に武士階級に、江戸初期に庶民へと広がり、伝統の工芸品となります。
明日は幼かった娘達との雛祭でも想い出してワインなんか飲んじゃおぅ~かな。