春休み。
「太った豚よりも、痩せたソクラテスになれ」。

とっくにお休みの大学以外は、今日から春休みってトコが多いようだが・・・。
しかし、早くも夏休みの心配をしている学生さんも多い(笑)。
儲かったような休みだった、おっとり感がタマラナイ春休み。
今年もチャイナコロナ(武漢肺炎)の影響で休みのようではないかもね。
春休みのモツ独自の開放感は最高なのだが・・・ネ。

春休みひそかにつくる日記かな/久保田万太郎
春休みの運動場を鵜があるく/加藤楸邨
春休み子等の大地の賑はひに/川畑火川
鉛筆一本田川に流れ春休み/森澄雄
ケーキ焼く子が厨占め春休/稲畑汀子
ハーモニカ吹く子らに春休みかな/柴田澄雄
二階より雪の山見て春やすみ/星野麥丘人
君といたあれが最後の春休み/小栗釣月

大学の春休みにカップルができるんだよね。
卒業旅行の想い出がある人も多いのでは?
3月25日~七十二候・その11[桜始開/さくらはじめてひらく]
さくら桜そして今日見るこのさくら三たびの春を我ら歩めり/俵万智

二十四節気の春分・次候、桜始開。
暖かくなり、桜の花が開きはじめる頃。
東京では十五日に開花宣言されましたね。
私の地元はこれからデス、早く咲かないかしら?待ち遠しいのです♪
ちなみに、花芽の80%以上咲いた状態を満開と言うのだそうですけど・・・。
神代、木花之佐久夜毘売・・・『木花咲耶姫/コノハナサクヤヒメ』が冨士周辺に桜を咲かせたと言う神話があります。

初桜折りしもけふは能(よき)日なり/松尾芭蕉
鳥はまだ口もほどけず初ざくら/上島鬼貫
旅人の鼻まだ寒し初ざくら/与謝蕪村
初桜うつくしき宵来つつあり/山田弘子
酒買ひに友を急かすや初桜/皆川盤水
初櫻息を大きく吸ひにけり/広渡敬雄
まばたきをしてまた見入る初ざくら/赤川孝子
友のまた一人隠れし初櫻/小栗釣月
