皇室の御紋…菊は秋の季語。
変わらざるものは、天皇陛下を戴く国体でありましょう。

一説によると、菊の花を最澄(天台宗開祖・伝教大師)が、桓武天皇に献上したのが由来とか?
まぁ、伝説ですかね。

菊の香やならには古き仏達/松尾芭蕉
*この句は元禄七年(1694)九月九日の作。
九月九日は、重陽(ちょうよう)で菊の節句。

菊の香の夜の扉に合掌す/高野素十
水切りの一花一音菊の秋/鷹羽狩行
菊の香や百済観音パリへ発つ/中原幸子
晴男けふ雨男菊の宴/皆川盤水
菊を詰め箱詰めにしたい女あり/田中久美子
ケンタッキーのおじさんのような菊花展/小枝恵美子
我が母は小さくなりぬ菊明かり/小栗釣月

いま、皇室は幾つもの問題を抱えています。
これを機に宮内庁を宮内省とし長期的な人材育成を考えるべきでしょう。
女性宮家などと言う、寝言は無視して、旧宮家ともども、皇室をお支えする事が大切なのではないでしょうか?