『ジョゼと虎と魚たち』実写版(2003)を久しぶりに観る。

しかし、昔見た実写版とも同名の原作(1985年)とも全然違うので驚いた。


が、よくよく考えれば、現在ではOUT的な言葉や表現も多かったよなぁ~と。
ここ十年ぐらいで物事の表現の仕方が大きく変わった、過激に変わったと言ってよい。
一番の原因は地上波のマスゴミのテイタラクだろう、そして、真偽不確かなネット情報の氾濫、詐欺的なフェイクニュース、主義主張の違いによる言葉狩、不自然なマイノリティへの忖度、などなど。
現代で「焚書」や思想狩が行われるかもしれない、現に、支那、朝鮮、そして、最近はアフガンで行われているではないか。
あ、、話がソレマシタ。
で、久しぶりに実写版を観た。

2003年に公開なんだよね~。
いまさらながら、俳優陣の凄さに驚かされるヨ。
そして、みんな、若いんだよね~。
恒夫は、妻夫木聡、髪型が超ヘン。
ジョゼは、池脇千鶴、演技力抜群、さすが。
恒夫の大学の女友達、その1、香苗は、上野樹里、ヤハリふわふわしていた。
恒夫の大学の女友達、その2、ノリコは、江口のりこ、さすが超個性的、裸も披露。
他、板尾創路、荒川良々、新井浩文などなど。
アニメを見た人は、実写版も観ると良いよ。
でで、私は、恋愛小説は全くと言ってよいほど読まないんですね。
しかぁぁぁし、『ジョゼと虎と魚たち』は、私が完読した数少ない恋愛本(笑)。
とにかく独特なんですヨ~、不思議な感覚になりますよ、是非、お読みくださいマセ。
あ、ちょっと前に、『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』も観たんだけどサ。
三回も観た、だって、一回じゃわかんないんだモンね(笑)。
感想は書ききれないのでやめときますが…、シン・エヴァは最高傑作ですよ。
じゃんじゃん。
旧暦九月九日・【重陽/ちょうよう】。
菊の酒無口な肝臓話し出す/森景ともね
本日、九月九日は、五節句のひとつ「重陽の節句」です、重九(しょうく)とも言います。

ちなみに、五節句とは?
人日(じんじつ)(正月7日・七草の節句)
上巳(じょうし)(3月3日・桃の節句・雛祭)
端午(たんご)(5月5日・菖蒲・端午の節句・こどもの日)
七夕(しちせき)(7月7日・笹・七夕祭)
重陽(ちょうよう)(9月9日・菊の節句)。
現在、五節句は、一般的に西暦で行われていますが、元々は、支那の風習で、旧暦の宮中行事でありました。
菊を用いて不老長寿を願うことから別名「菊の節句」とも・・・。
五節句の中では、あまり知られていない?節句ですが、本来は、節句を締めくくる行事として、太古は最も盛んに催されました。
特に江戸時代には宮中から離れ庶民に浸透して盛大だったと言います。
まぁ、大っぴらに花見同様、健康的に?お酒を飲める日だったわけです。
当時は、庶民の間で「お九日(くんち)」と呼ばれて親しまれました。
有名な「長崎くんち」「唐津くんち」はその名残で、今も、新暦の十月に開催されています。
江戸時代から重陽の節句に栗ごはんを食べる習慣があり、「栗の節句」とも呼ばれています。

「おくんちに茄子を食べると中風(ちゅうぶう)にならない」と言われています。
中風とは、脳卒中などの後遺症の事らしい…。
また、秋の雛祭り「秋の雛」と言う地方もアリ、春に飾った雛人形をもう一度この日に飾るという風習もあります。
他、菊湯、菊枕、菊合わせ(菊のコンクール)など。
で、秋の季語【重陽】、傍題、菊の酒・菊の日。

重陽の力士に挑む園児たち/中御門あや
重陽や海に張りだす能舞台/山口マサエ
重陽の宴なごやかに師の笑顔/米須あや子
重陽や禁酒を破る居候/小栗釣月

とことわの炎たちたる菊の酒/天野きく江
下戸とても押し戴きて菊の酒/西千代恵
ヴェネツィアの硝子の猪口に菊の酒/山口耕堂
菊の酒笈の小文はお秘め事/小栗釣月

