春の七草・七草粥・松の内・人日。
春の七草、七種。
七草粥、七日粥、七草の代表の薺(なずな)を頭に薺粥とも言う。
他、七草籠、薺打つ、など。

邪気払い、無病息災・・・・病気治癒、新春の大切な行事ですネ。
春の七草の詳細はコチラ→【旧ブログ・クラカスはつらいよ・春の七草】2008/1/7
【七草粥】は、平安時代から続く風習です。
健康は時代が変わっても共通の願いですネ。
七草粥を最後に食べたのはいつだったかなぁ~。

母のこゑ足して七草揃ひけり/あざ蓉子
七種の薺は鉢を溢れけり/長谷川かな女
あをあをと春七草の売れのこり/高野素十
みぞおちに七種粥の温みなほ/朝妻力
死ぬために生きて七草粥すする/東麗子
母がりや春七草の籠さげて/佐藤信子
七草を姉と指折り数えけり/小栗釣月

松の内とは、一般的に元日から七日ですが、昔は十五日までだったんです。
しかし、寛文二年一月六日に江戸幕府が一月七日で止めよと通達を出します。
江戸城下だけのモノでしたがそれが全国に広がります。
左義長も同時に禁止されていることから火災予防だったのではとの説が有力です。
朝帰り姉と搗(か)ち合ふ松の内/小栗釣月
支那の漢の時代に、六日までは獣畜を占い、七日に人を占ったそうです。
ゆえに、一月七日は人日(じんじつ)と言います。
ちなみに、元日は鶏、二日は狗(犬)、三日は猪、四日は羊、五日は牛、六日は馬デス。
人日や占い嫌い人嫌い/小栗釣月