1月10日~七十二候・その68[水泉動/しみずあたたかをふくむ]

二十四節気の小寒・次候、水泉動。
地中で凍った泉の水が溶け、
温みが生まれて水が動き始める頃。
寒さの本番はむしろこれからですが、
春に少しずつ向かっている兆しを感じる・・・。
寒椿、雪椿、磯菊、蝋梅、枇杷の花、シクラメンなどが、
今の時期は、美しく密やかに咲いています・・・発見しましょう。
では、冬の川。

茫々と邑(むら)を二つに冬の川/能勢京子
冬川の假橋(かりばし)わたりとつぎゆく/金尾梅の門
モノクロの播磨貫く冬の川/塩路隆子
黒帯の列が曲げゆく冬の川/小山徳夫
帰らずの赤い橋あり冬の川/小栗釣月

本日は、織田作之助の命日です、通称「織田作(おださく)」享年三十三歳。
法善寺横町には織田作の碑が残ります、「行き暮れてここが思案の善哉(よしや)かな」
名作、夫婦善哉から、善哉忌とします。
浪花節男一徹善哉忌/小栗釣月
あ、今日は成人式ですね。
御目出度い、う~ん、四十年以上も前なんでね(笑)。
その当時のBANDで演奏した曲は、
ロンリー・ハート(クリエイション)。

スローなブギにしてくれ(南佳孝)。

ペガサスの朝(五十嵐浩晃)。

懐かしいなぁ。