新年、五冊完読、【十二国記】の新刊四冊+『ψ(プサイ)の悲劇』
一昨年(2020年)の十月と十一月に全四巻にて創刊されました。
『白銀の墟 玄の月』
注1泰麒(たいき)の物語の続刊は十八年ぶりなのでありますぅぅぅ。
正直、マジ、死ぬほど待ったわっ。
出る出るオバケになんども騙されてサ(笑)。




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そんな待ちに待った作品を何故今頃読んだのかと言うと、ネ。
十八年ぶりだからさ、イロイロ思い出すのに大変だったのよね。
まずは、時系列のオサライ。
『東の海神 西の滄海』約500年前
『漂舶』約400年前
『図南の翼』約90年前
『華胥』
『風の海 迷宮の岸』約5年前
『冬栄』
『月の影 影の海』*基準年*
『丕緒の鳥』
『書簡』
『風の万里 黎明の空』
『乗月』
『帰山』
『落照の獄』
『魔性の子』*風の海 迷宮の岸*『黄昏の岸 曉の天』
↓
『白銀の墟 玄の月』
さらに、泰麒のオサライの後にやっと読み始めたんですよネ。
はい、全四巻、大変満足しております。
が、この続きも早く頼みますヨ、小野先生。
十八年後は生きていませんゼ(笑)。
さ・ら・に・もう、一冊。
森博嗣著、『Gシリーズ』の最後の三部作の二番目。
≪ψ(プサイ)の悲劇≫

まいったよ、さすが、森博嗣だ。
でもね、今回はちょっと先が読めたんだよね。
ふっ、何冊森博嗣の本をよんだと思ってるんだ。
がはははは←誰に言ってる(笑)?
森博嗣の作品はメチャクチャ面白いのに、
なぜ?映画化されないんだろうなぁ~まったくワカラン、謎だっ。
あ、押井守が監督した劇場版アニメ、
The Sky Crawlers/スカイ・クロラは例外ね。

≪ψ(プサイ)の悲劇≫での、真賀田四季は、百歳ぐらいだろうか(笑)。
あ、真賀田四季とは?
本篇『Gシリーズ』や、『S&Mシリーズ』&『Vシリーズ』&≪四季シリーズ≫&『Xシリーズ』&「百年シリーズ」&「Wシリーズ」&「WWシリーズ」など、あらゆる作品に登場し、あるいは存在し?見え隠れする最重要人物であります。
え~、有名なのは、【すべてがFになる】の、S&Mシリーズですかね。

S&Mシリーズは、TVドラマ化、そして、アニメにもなりました。


【すべてがFになる】を読んでハマレバ、あとは、素晴らしい体験が待っています。
現在、過去、未来、と繋がる、複雑な人間模様と重層的な物語に酔い痴れる事ができます。
それは、作品が一連のサーガとなっているからです。
特に、四季シリーズは舞台の裏側?を見せる、秀逸作です。




すべてのシリーズに短編までもが絡まり、発見、驚きを繰返すんですヨ。
森博嗣、最高だぁぁぁぁぁ♪
注1~泰麒とは?
戴(たい)国の麒麟・泰麒(たいき)の事。
この物語には、十二の国が存在しており、各々の国の王は、天の意思を受けた麒麟(神獣)に選ばれる。
王と麒麟は一心同体、その王の善政が続けば、王は不老不死のまま君臨し国を統治続けるが、政道を誤れば死に至り、新王の即位となるまで、王のいない国は荒廃し、死の国と化す。