水温(ぬる)む。

春の季語、水温むとは?
川や湖や沼などの水が、春らしくなり少しあたたまってきた喜びの季語。
古は、上記の句のように体感したモノでありますが、昨今は春の太公望ぐらいか?
私の地元はまだまだ先の事ですが、関東は温んでいるでしょう。

水温むとも動くものなかるべし/加藤楸邨
門前の水温む貧躱(かわ)し得ず/清水基吉
水温む鯨が海を選んだ日/土肥あき子
水温む赤子に話しかけられて/岸田稚魚
水温み頁ふえたり週刊誌/三宅応人

干し物に湯気ほのと立ち水温む/武藤嘉子
水温みはや浮草のおほふ池/関戸文子
フラミンゴの脚の百本水温む/森脇貞子
水温みボス猫畦を警邏せり/小栗釣月

水温む日和に姪は社会人/小栗釣月
延期となっていたLIVE、開催します。
練習にも力が入ります。
週末にはギターの弦を換えなくちゃ。