3/8・本日・「みつばちの日」。
蜜蜂が風にキスして派手にキスして/朝倉晴美
蜜蜂は、春の季語。
このごろは、蜂もさっぱり見ませんね~。
ミツバチが絶滅すれば人類は数年後に滅びる。
と、明言したのは、アインシュタインでしたかね・・・多分(笑)。
野菜も家畜も蜜蜂のお陰で繁殖できています。
蜜蜂がいなくなると、人類は餓死する事になるのでは、と言う事でしょうかね~。
悪童に黄脚長蜂の電撃/小栗釣月
小学生の四年だったか。
蜂に刺されて超痛い思いをしました。
あれは、キアシナガバチでしたね。
さて、皆さん、突然ですが(笑)。
日本蜜蜂と西洋蜜蜂の違いが判りますか?


サッパリわかりませんよね~。
飛んでたらもっとわかりませんよね~(笑)。
上が日本蜜蜂(東洋蜜蜂・亜種)。
下が西洋蜜蜂で、これまた種類が多く、亜種を含むと、もう大変です。
現在、日本の養蜂用の西洋蜜蜂は、イタリア系とオーストラリア系らしいですね。
日本の養蜂の歴史は、日本蜜蜂で紀州藩から始まるようです、詳しくはググって下さいマセ。
蜜蜂は天の遊軍紀伊の旅/塩見恵介
しかし、明治期に蜜を多く採取できる西洋蜜蜂を養蜂に導入します。
その後、日本蜜蜂は山間部などで細々と飼育されて生き延びておりました・・・クスン。
ところが近年、西洋蜜蜂の「蜂群崩壊症候群」・・・日本では【いないいない病】と言う、大量失踪現象が定期的に起こります。
蜜蜂の一家総出と言ふ家出/近藤富子
ゆえに、日本に適した日本蜜蜂の養蜂が見直されつつあり、養蜂もそちらにシフト中・・・とか。
ちなみに、西洋蜜蜂は雀蜂に対して抵抗できず野生化できないのだそうです。
日本蜜蜂は西洋蜜蜂とは違い多様な花(蜜源)から蜜を集める習性があるんですヨ~、偉いっ。
日本の植物の多様性の為にも、そして日本の自然界の為にも、日本蜜蜂を応援しましょうね。
政府には、蜜蜂の環境保護に全力を挙げていただきたいのでありまぁぁぁぁす。

農家の某曰く・・・昨今、受粉に蜜蜂ではなく安価なアブを使用するケースが多いとの事。
しかし、実際に某が使ってみたら・・・虻は全然働かないそうですよ~(笑)。
他、蝿も使っているみたいですが、蝿だとイメージ的にどうもネ~、との事、いやはや(笑)。
蜜蜂の如く働け虻に蠅/小栗釣月

蜜蜂に持たせすぎたかしら伝言/ふけとしこ
蜜蜂の翅音眠気をつれて来し/富永千里
蜜蜂の孤独かがやき刺しにくる/加賀谷洋
蜜蜂を飼ふ丘の上のジャズ喫茶/里中章子
鉢一つ買うて蜜蜂連れ帰る/岡野里子
蜜蜂の羽音に風の変拍子/小栗釣月

黄金のドレス蜜蜂のカーニバル/小栗釣月

黄色いボンボンをつけた腰ふりダンス。
リオにいけば優勝間違いなしでしょうね~。