夏満月。
夏満月島は樹液をしたたらす/岩淵喜代子
濡れそぼつ夏満月に軛(くびき)打つ/小栗釣月

ストロベリームーンを一緒に見ると結ばれるらしい(笑)。
手を握り苺色した月を観よ/小栗釣月

なるほど、私が猫チャンに無差別に好かれるわけだ。
満月を見上げる時は必ず傍らに猫チャンがいますからね(笑)。
昨夜の散歩は最高でしたぁぁぁ。
七匹の猫チャンに逢えましたヨ。

ありがたやぁ~。
月のエナジーで体中が満ち溢れました。
春と秋の月は、視覚的な月です。
秋の月はさやけきを賞(め・愛)で、春の月は朧なるを賞づ。
しかし、夏の月は心身に活力を与えてくれる特別な月ですね。
もう少し暑くなれば・・・月涼し、となりますが・・・。
満ち至夏満月の波動かな/小栗釣月
月の夜の歓楽街はどうでしたかね~。
ルナティックな人々の興奮の坩堝(るつぼ)と化したか。

「堕落論」夏満月のトー横に/小栗釣月
傾城と夏満月に戯るる/小栗釣月
え~、本来、月は秋の季語。
ゆえに、秋以外は冠に季を付けます。
と、言う事で、「夏満月」、いろいろ。

乾草に夏満月ののぼるなり/木下夕爾
夏満月妻のうながす処に佇ち/高澤良一
葉より落つ夏満月の蝸牛/目迫秩父
和讃終へし夏満月の媼たち/大野林火
犬は傷舐めをり夏の満月に/菅原鬨也
夏満月の重過ぎて寝られぬよ/小栗釣月

夏満月漢の子種燻(くすぶ)れり/小栗釣月
猫の瞳(め)の夏満月を連れ帰る/小栗釣月
夏満月くびれし腰の微熱かな/小栗釣月
夏満月の余韻が週末まで続きそうです。
鳥に目覚め、夏満月の沈むのを見守りました。
苺ほど赤くは無く、薄桃色の柔らかい月でしたね。
夏満月ピーチムーンと名付けたり/小栗釣月
今週末、土日、ライヴです。
連荘は久しぶりですね~。
頑張る。
案件はもうすぐ片付きます。
やったぁ。
自由はもうすぐだぁぁぁぁ。