2023/09/08・本日・【白露】

二十四節気・その十五・白露(はくろ)。
「陰気ようやく重なりて露にごりて白色となれば也」

草の葉に白い露が結ぶ頃という意味。
本日から仲秋に入ります、秋が深まって行く予定(笑)。
でも、現実は、残暑厳しく、秋の気配などありません。
しかしながら、月が最も美しくなる季節です、で、秋の露は月の雫であるとか。
空は高く、秋雲は流れ、稲穂が実り、宵から大気が冷え、芒に月が重なります。
朝夕の涼しさの中に肌寒さも感じ始めます。
そして、秋は白いのであります。
と、言うのが、いつもの白露ですが・・・今年はね~、トホホホホ。

百ミリの大雨上がる白露かな/金川眞里子
目薬の頬に伝はる白露かな/杉江茂義
勾玉の形に眠る白露かな/田村園子
起きてすぐ夢と符合の白露かな/能村研三
双龍の眼一閃白露かな/近藤きくえ
惑星の曲を奏でる白露かな/小栗釣月

長期予報では、中秋の名月は雨らしい。
あ~、なんとついていない。
何のために暑さに耐えたのかワカラン(涙)。
え~、只今、組曲「The Planets / 惑星」より。
『Jupiter, the Bringer of Jollity / 木星、快楽をもたらす者』
練習中であります。