九月十三日~七十二候・その四十四[鶺鴒鳴]
鶺鴒の来鳴くこのごろ藪柑子はや色づきぬ冬のかまへに/伊藤左千夫
それとなく来る鶺鴒の色が嫌/宇多喜代子

二十四節気・白露・次候、鶺鴒鳴(せきれいなく)。
鶺鴒が鳴きはじめる頃。
鶺鴒は水辺を好み、川の上流域に多く見られる。
種類によっては石を叩くように尾を上下に振ることから、石敲(いしたたき)という別名もある。
異名が多過ぎて書ききれない、ググッて下さいマセ(笑)。
私は、鶺鴒を夜のコンビニでヨク見かけます、電光に集まる虫を捕食しているのデスね。
節操がなく?柔軟に環境に適応する鳥のようですね、生き物は強かですヨ~。

鶺鴒や風にかまはぬ尾のひねり/正岡子規
鶺鴒に夕あかりして山泉/飯田蛇笏
山川の鶺鴒の黄の朝まだき/松本たかし
鶺鴒の御機嫌ステップ見よとなり/泉田秋硯
鶺鴒の老いたるが来て日を叩く/島谷征良
鶺鴒のあの小走りが憎らしい/小栗釣月

種類も多いです。
セグロセキレイ、ハクセキレイ、キセキレイの三種が一般的デス。