令和五年(2023年)九月【俳句愛好会・幹】今月の句、落掌致しました。
明日(9/29)は十五夜様、中秋の名月(旧暦の八月十五日)デス。
長期予報では雨でしたが、奇跡的に晴れそうです。
ありがたやぁぁぁぁぁぁ。
今年の十五夜様は満月ですが、十五夜様が必ず満月になるわけではありません。
月の満ち欠けによって暦を作っていた太陰暦(旧暦)では、七・八・九月を秋としました。
旧暦の八月が秋の真ん中となり、そのど真ん中が十五日ですから、中秋となるわけです。
太陰暦では、朔日(一日)は、ホボホボ新月で、十五日は、ホボホボ満月でした。
しつこいですが、月の満ち欠けを基準にしていたから当然ですよね。
そして、月の運行は約29.5周期なので若干のズレが生じます。
ゆえに、旧暦は閏月(約三年に一度、一ヶ月を加え十三カ月とした)がありました。
次に十五夜様と満月の日付が一致するのは2030年(9/12)です。
観れるかなぁ、遠いなぁ。
え~、明日の月の出は、17:32(at18:58)。
某所にて一人、月の宴です。
良寛の如くに座して月を待つ/小栗釣月
皆さんのトコでも名月が観れます様に願っています。
さて、今月の俳句愛好会『幹』の兼題は、『芒(すすき)』でした。

他、夏と秋の季語で自由題。
投稿いただいた会員の皆さんへの添削&アドバイスは随時。
会報は十月十三日頃まで送付します。
尚、次回は兼題ではありません。
難しい季語が続きましたので、久しぶりに、テーマとします。
テーマは『乗り物』すべてデス。
キックボード、三輪車、担架、ロケット、モノレール、筏、気球、グライダー、などなど。
好きな『乗り物』に秋の季語を合わせましょう。
出来れば実際に乗車したモノが良いですね。
あ、映画を観て、戦闘機や宇宙船もありかな(笑)。
俳句で一番詠まれている乗り物はバスでしょう。
大きなバス、小さな人間、そして、美しい風景。
定番ですが、意外と難しいかもです。
仮橋でバス折り返す秋出水/高橋悦男
鰯雲午後一本のバスを待つ/野日一誠
稲雀女ばかりのバスの旅/安斉君子
バス停に小座布団あり神の留守/吉岡桂六
霧のバス見えざる富士をみんな見る/嶋田一歩
秋風やよくこのバスに僧とあふ/田村了咲
秋うららバス待つ女紅を引く/杉山青風
蜩の今消えんとす始発バス/小栗釣月
十七音にモノノアワレと高い物語性をのせて創作して下さいネ。
他、秋の季語で自由題。
締切は、十月三十日です。
会員以外の方の投稿も大歓迎。
鍵コメやメッセージにて送って頂ければ良いです。
お陰様で後遺症も無く・・・。
ただ、喉の違和感がまだあります。
味覚もOK。
倦怠感もありません。
が、・・・野暮用に忙殺されています(涙)。
ではでは。