薄暑の日々。
夕薄暑自転車を漕ぐ郵便夫/小栗釣月

薄暑とは、初夏の少し汗ばむ頃を意味する時候の季語。
梅雨が来た。
あ~、本格的な夏がやってきます。
で、私は、夏が嫌いなんですがぁぁぁぁぁぁ(笑)。

笋(たかんな)の皮の流るる薄暑かな/芥川龍之介
人々に四つ角ひろき薄暑かな/中村草田男
この街のたそがれながき薄暑かな/久保田万太郎
皆が見る私の和服パリ薄暑/星野立子
個展より個展へ銀座裏薄暑/鷹羽狩行
背を流す人を笑いて母薄暑/大菅興子
喪服脱ぎ二つ溜息夕薄暑/小栗釣月

窓あけて向うの窓も薄暑なる/八田木枯
ジーンズに腰骨入るる薄暑かな/恩田侑布子
痩せぎすの舞妓におもき帯薄暑/秋葉雅治
身勝手の叔母と薄暑の坂下る/塚原麦生
おむすびの指にはりつく薄暑かな /田中美幸
密林を忘れし虎の薄暑かな/小栗釣月

コメントの投稿
梅雨の季語、毎日少しずつ紹介します。
雨・風・花いろいろありますね。
> 昨夜、今日の記事で梅雨入りをテーマに一句でもできたらなーと思い季語を調べていました。
>風に関した梅雨の季語を見つけたのですが中々うまく詠めません(^^;
梅雨の風に関する季語はチョット面倒ですね。
そのあたりも、ボチボチ掲載しますから参考にして詠んで見ましょう。
>色々考えているうちに、夜風がテーマになってしまい、俳句は詠めず川柳になりました(^^;
いや、何かになれば良いんですよ。
>最近、短歌、俳句、川柳に興味ありありです(*^-^)
お~、素晴らしい。
梅雨の季語
いつもありがとうございます(*^^*)
梅雨の季語ってたくさんあるようですね。
雲に関係したものとか風や花など…
昨夜、今日の記事で梅雨入りをテーマに一句でもできたらなーと思い季語を調べていました。
風に関した梅雨の季語を見つけたのですが中々うまく詠めません(^^;
色々考えているうちに、夜風がテーマになってしまい、俳句は詠めず川柳になりました(^^;
最近、短歌、俳句、川柳に興味ありありです(*^-^)
では、良い一日をお過ごしください♪