石鯛の季節デス、昔はたくさん頂いたが・・・。
もう十年も前の話だが、ある転勤族の方と仲良くなった。
その人の趣味が釣りだったので新鮮な魚をヨク頂いた・・・もちろんサバイテでアル。
頂いた海の魚で美味しかったのが、「磯の王者」とも「幻の魚」とも呼ばれる、石鯛だった。

季語では夏だが、旨かったのは秋ごろの記憶があるが・・・どうか?
釣人は、石鯛のことを、石モノTO呼ぶ・・・餌は海老らしい、やはりか(笑)。

主知的に透明に石鯛の肉め/金子兜太
暗く大きな穴だ石鯛の日本海/塩野谷仁
石鯛きて舟底叩く嬉しさよ/森下草城子
石鯛の条掌に移る朝の凪/星野紗一
石鯛の縦縞潮を離れ濃し/相原左義長
雨なんぞ石鯛の尺釣り上げし/水沢龍星
包丁くすむ石鯛の黒目玉/小栗釣月
鯛つりなどしたことがナイのでワカランが、いわゆる、三段引き?アリ、物凄い引き味なのだそうだ。
また、石鯛の幼魚?を【縞鯛】と呼ぶ。

縞鯛のごとき浴衣と浜に遇ふ/高澤良一
縞鯛はゆるゆる弔旗をビキニへ振る/八木三日女
刺身はやや磯臭い・・・味噌焼きと煮物が良い。


「石鯛の皮の湯引き」が、超絶品なのでアルが、素人ではネ~。

コメントの投稿
minaさん、こんばんわ。
私は、高校時代の佐渡のキャンポ以来釣りはしていません(笑)。
>石鯛をいただいたのも数回で、煮つけがとても美味しかったことを思い出した。
ほぅ~、煮付けも最高デス。
>女学生の頃、遊びに行ったお宅に自慢の魚拓が額に入って飾ってあった、多分石鯛だったと思うが・・・「美味しそうね」と言って呆れられた。
いや、それが正直な感想ですよ。
魚拓は、じ・ま・ん・するだけのものデス(笑)。
>どーも昔からピントがずれていたらしい私。
いや、私も確実にそう思ったはずです。
夏の鴨を見ても美味しそうだと思いますからネ。
>肉より魚がどんどん好きになる―齢をとったのかなぁ ? !
はいはい、それもわかります。
私もそうですが、魚は処理が大変でね~。
ソレが悩みの種です。
No title
長い間釣りに興味があっても、
一向にその機会に恵まれずここまで来てしまった。
石鯛をいただいたのも数回で、煮つけがとても美味しかったことを思い出した。
女学生の頃、遊びに行ったお宅に自慢の魚拓が額に入って飾ってあった、
多分石鯛だったと思うが・・・「美味しそうね」と言って呆れられた。
どーも昔からピントがずれていたらしい私。
肉より魚がどんどん好きになる―齢をとったのかなぁ ? !