昼顔も可憐ですなぁ~。
「ひるがおやどちらのつゆもまにあわず」

昼顔の蕾がうしろ指をさす/丸山佳子
昼顔、夏の季語です。
朝顔と同じく朝に開花しますが、昼になっても花がしぼみません。
昼顔と言う名前ですが、昼に咲くわけではないのであります。
また、地下茎で増え、一度増えると駆除が難しいため、なんと雑草あつかいでございます、可哀想ね。
確かに咲き過ぎですね、あっちゃこっちゃで咲いておりますわ。
浜辺に群生しているのは、浜昼顔でございますヨ。
浜昼顔は機会があれば詠んで見ますね。
私は、食べたことはないですが、花や蕾は食用であり、
アクもほとんど無いために、珍しい生食の花でもあります。

昼顔やこの道唐の三千里/与謝蕪村
昼顔に浜いくたびの砂あらし/岡本眸
いつぱいの風昼顔に沖の帆に/小田司
晝顔や刃毀(はこぼ)れの濤音に出て/中原道夫
昼顔よわれ遠投をくり返す/宮崎斗士
昼顔は誰も入れぬ母の部屋/鳥居真里子
昼顔や風紋あらき親不知/横田和
晝顔の昼の顔には騙されぬ/小栗釣月

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どうも昼顔は大きく三種あるようですが・・・。
実は違いがヨクわかりません。
いや、勉強不足と言うやつで・・・。
ヒルガオ・ハマヒルガオ・コヒルガオ。
いつかBlogにて説明できるかもデス。
>浜昼顔も、好きな花でございます。
薄ピンクで可愛いですけど、ガ~ンと群生していると嫌ですね。
>あぁ、以前日本海側にいたとき、知っていれば、茹でて、食していたかもしれません。
いやぁ~、美味しいのかな?
そのあたりも調べておきますネ。
こちらこそ、ありがとうございます。
>昼の顔に騙されぬ・・オグリン様の句、 そんな想いで、どこかであったのでしょうか?
>気になる気になる。笑
内緒、内緒(笑)。
あ、昼顔ってドラマ?映画?がありましたね。
葉桜や人に知られぬ昼遊び/永井荷風
そう可憐な花ですが
そう昼顔系、ピンク色で、楚々としていて好きなのですが
厄介者扱いなんですって。残念ですよね。
浜昼顔も、好きな花でございます。
食用になるとは、つゆ知らず。
あぁ、以前日本海側にいたとき、知っていれば、
茹でて、食していたかもしれません。
本日も、昼顔句。たくさん、紹介してくださり、ありがとうございます。
昼の顔に騙されぬ・・オグリン様の句、 そんな想いで、どこかであったのでしょうか?
気になる気になる。笑