吾亦紅(われもこう)・吾木香。
源氏物語にも出ている古い季語、我毛紅とも書く。
昨夜のLIVEの打上会場がちょっと田舎で良い感じだった。
そしてなにより、駅への道のりが徒歩数分だった事がありがたかった。
その無人駅の構内にネ。吾亦紅が咲いていたんだよね~。

吾亦紅、「われもこうありたい」が語源の説もあり。
御前の前栽にも、春は梅の花園をながめたまひ、秋は世の人のめづる女郎花(をみなえし)、小牡鹿(さをしか)の妻にすめる萩(はぎ)の露にもをさをさ御心移したまはず、老を忘るる菊に、おとろへゆく藤袴、ものげなき【われもかう】などは、いとすさまじき霜枯れのころほひまで思し棄てずなどわざとめきて、香にめづる思ひをなん立てて好ましうおはしける。
by源氏物語

吾亦紅百年だって待つのにな/室田洋子
本流の濁りて早き吾亦紅/山田富士夫
照れば紅くもれば黒の吾亦紅/鷹羽狩行
吾亦紅をとこにもある紅のとき/斎藤棹歌
これが精一杯のいろ吾亦紅/山本静子
無人駅お疲れ様と吾亦紅/小栗釣月

さて、LIVEの打合せに行ってきまぁぁぁぁぁす。
コメントの投稿
minaさん、こんにちわ。
ド田舎の無人駅、初めての駅でした。
だからなおさら感動しちゃっのカモです。
>秋の草花で好きなのが赤い水引~
>そして一番好きなのが吾亦紅です♪
へぇ~、吾亦紅、人気ですね~。
minaさんの一番好き花とは、駅の構内ごとそちらに飛ばしてあげたい(笑)。
>実は先日ススキ探しをした時に、もしや何処かに吾亦紅がひそんでいるのではないかと…残念でした。
あ~、そうですね。
芒の原っぱにいますね、吾亦紅、ニコニコして(笑)。
みぃ~つけたっ、です。
>「ここは何と中途半端な田舎なんだー」と思わず心の中で叫んでました~
正解(笑)。
もはや、吾亦紅、ゴ田舎にしか生息していないようです(笑)。
お~、美の定義。
そうそう、不思議ね~。
よく揺れるからかしら(笑)。
>昔から人々に愛されつづけてますね。
>優しい風に揺れるさまは風情があっていいですね。
あなたまかせ?
かぜまかせ?
カバイタイ気持ちが働くのかもデスね。
>大好きな吾亦紅、子供の頃は、裏山のを取ってきて窓辺に飾ったりしたものです。(#^^#)
うんうん。
確かに窓辺が似合いますね。
No title
駅の構内で吾亦紅に出合えるとは…とっても羨ましいです。
秋の草花で好きなのが赤い水引~
そして一番好きなのが吾亦紅です♪
実は先日ススキ探しをした時に、
もしや何処かに吾亦紅がひそんでいるのではないかと…残念でした。
「ここは何と中途半端な田舎なんだー」
と思わず心の中で叫んでました~
「美」って何!
昔から人々に愛されつづけてますね。
優しい風に揺れるさまは風情があっていいですね。
大好きな吾亦紅、子供の頃は、裏山のを取ってきて窓辺に飾ったりしたものです。(#^^#)