11月27日~七十二候・その59[朔風葉払/きたかぜこのはをはらう]
北風やあをぞらながら暮れはてて/芝不器男
北風に君は涙を拭かぬまま/小栗釣月

二十四節気の小雪・次候、朔風葉払。
本格的な冬の到来がすぐソコまで、北風が吹き始める頃。

北風列車その乗客の烏とぼく/阪口涯子
妻のさびしき顔を北風に連れありく/渡邊友七
北風や縄跳びの子ら散り散りに/八木久江
北風が北風を呼ぶかくれんぼ/松本圭司
北風を脱ぎつつ宴の座を得たり/豊田都峰
日本が好きで北風やつてきし/高橋将夫
献杯や北風荒るる内と外/小栗釣月

北風に別れの歌をのせにけり/小栗釣月
The answer, my friend, is blowing in the wind
The answer is blowing in the wind
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さえきサン、こんばんわ。
お~、さすが、さえきサン、はい、「朔風」も同様に季語であります。
>雪が少ない私の故郷では、北風というと地吹雪を連想してしまいます。
あ~風に煽られるちゃう。
ゴゴゴゴゥゥゥってヤツですね。
地吹雪×降雪、なんてなると、もう大変ですね。
>夏は海霧(ガス)で真っ白、冬は地吹雪で真っ白・・・思えば大変なところで生まれ育ったものです(笑)。
>何せ「日本のシベリア」道東ですから(笑)。
一年間を通じての環境の変化は想像もできませんが、新潟のように中途半端じゃない事は確かですね(笑)。
>「北風政策」「太陽政策」なんてのもありましたね。
ありましたネ~。
>冷血動物に太陽政策は効果があるかも知れませんが、元から血がないやつには無意味でしょう(笑)。
まったくです。
凍らせてアラスカへポイと出来ればどんなに良いか。
No title
雪が少ない私の故郷では、北風というと地吹雪を連想してしまいます。
夏は海霧(ガス)で真っ白、冬は地吹雪で真っ白・・・思えば大変なところで生まれ育ったものです(笑)。
何せ「日本のシベリア」道東ですから(笑)。
「北風政策」「太陽政策」なんてのもありましたね。
冷血動物に太陽政策は効果があるかも知れませんが、元から血がないやつには無意味でしょう(笑)。
美香さん、こんにちわ。
>北風…淋しいという言葉がよく似合うな~、と感じました。
>北風で林に枯れ葉が舞うのを見て淋という字ができたのかな?と勝手に解釈する私(^^;
うんうん。
その感性は素晴しい。
そうかもしれませんね。
>北風と空風…同じ北風でも二つの季語になるのも面白いですね♪
まぁ、元は同じなんでしょけどネ。
北風は、雨か雪がセット。
空風(乾風)は、単体と考えるといいね。
>日本海側の人は北風で俳句を詠み、日本海から山を越え空風として太平洋側の人は俳句を詠む…のかな?(^^;
正解♪
>北風と空風で詠まれた句の違いを調べてみたくなりました♪
はい、是非。
>
>北風に別れの歌をのせにけり/小栗釣月
>心に染みてくるような一句ですね…
ありがとうございます。
雪混じりの風に別れ・・・なんか演歌ですね(笑)。
>私もじっくり考えてみよっと(*^^*)
はい、風邪をひかない程度に、空風を実際に体感してを詠んでみて下さいね。
想像だけでは限界があります、そのモノに触れる事が大事ですね。
ではでは。
おはようございます(*´-`*)ノ
北風…淋しいという言葉がよく似合うな~、と感じました。
北風で林に枯れ葉が舞うのを見て淋という字ができたのかな?と勝手に解釈する私(^^;
北風と空風…同じ北風でも二つの季語になるのも面白いですね♪
日本海側の人は北風で俳句を詠み、日本海から山を越え空風として太平洋側の人は俳句を詠む…のかな?(^^;
北風と空風で詠まれた句の違いを調べてみたくなりました♪
>北風に別れの歌をのせにけり/小栗釣月
心に染みてくるような一句ですね…
私もじっくり考えてみよっと(*^^*)
では~♪(@^^)/~~~