寒弾(かんびき)。
下の写真は、その狩谷明大先生であります。

で、真冬もギター教室へ重いギターケースに入れたギターを持ってサ。
テクテクと遠い道を歩いていくワケだっ、そいで、指先が超冷たくなるのサ。
指を暖めないと弾けないワケ、でもネ、師匠はサ、それは修行が足りないって言うのヨ。
『オグリン、じゃ、おまえは、な・に・か?・・・演奏会場が寒いから弾けないと主催者とお客さんに言うのか?それは駄目だろう~寒くても弾ける練習をしなさいヨ』
じゃぁ、先生、どんな練習をすれば寒くても弾けるようになるんですか?
『寒い朝、起きたらすぐギターを弾くんだよ、それに慣れればどんなに寒くても弾けるさ』
ひょえぇぇぇぇぇ~~~、と、思いましたが、その通りにやりましたヨ。
で、四十五年前の、この話を師匠にスルと、ネ。
『俺はそんな話はしていないっ』
なんて言うんだよ~ね~、まったくさぁ、マジ驚くっすヨ。
でで、「寒弾」は、寒中の季語です。
一般的には、琴や三味線の寒稽古のコトなんですが、最近はギターもお仲間。
寒中、早朝から練習に励んだ若き日を思い出して、コソバユクなりますわ。
寒弾の糸をきりりと張りにけり/安田源二郎
寒弾のすみたる膝をくづしけり/高松濤児
寒弾の瞽女二の糸を切るまでに/西本一都
寒弾の細りきる音をくりかへす/林翔
寒弾の爪真白なるギタリスト/小栗釣月

まだ、ギターは弾けないんだよね~イタタタタッ。
コメントの投稿
godminaさん、おはようございます。。
> ふわっと頭の中で思いついた俳句を書き留めてます。
とても良い事ですネ。
≪ふわっと≫が良いのです。
自然に自分らしく、≪ふわっと≫いきましょう。
>
> ちょっと体調が思わしくないので
> それでコロナ禍の所為にして
> お店を堂々と臨時休業として自宅静養中(;^ω^)
> 体調は思わしくないけれど
> 心の活動は止めないようにしておかないと。
素晴しいお考え。
本を読んだり、映画、音楽、そして≪ふわっと≫思ったら一句。
> ず~っと昔小学生だった頃に私は無理矢理オルガンを
> 習わされていたんですが、ピアノの鍵盤と違い
> オルガンの鍵盤は押せば音が鳴りましたから
> 然程力は要らなかったなですが、それでも冬稽古は
> 小学生には辛かったな(´;ω;`)
そうでしょうね。
じゃぁ、godminaさんは楽譜が読めるんじゃないですか。
どうですか?たまに演奏してみては?
> 自宅でも寒くて練習して来ないのが先生にバレバレ。
> 怒る先生が鬼のように見えました(笑)
> でも、音を奏でるのは好きだったな。
> 今は専らカラオケのマイクを握っています。
いやいやいや、是非、弾き語りも。
同じですね、クラシックギターの狩谷師匠も練習してないのがスグわかるんです。
『オグリン、今日は弾かなくてイイよ、ファームが乱れている、どうせまた、ロックバンドでエレキばかり弾いていたんじゃないの?』
ザ、ズボシ・・・・。
> 寒弾の 夕暮れ悲し アルペジオ/ぺんぺん草
良いです。
悲し、哀し、この悲しいがアル無でヤヤ悩むところですが・・・。
背景で悲しいは必要かな。
OK、合格。
アルペジオ(分散和音)が効いていますね。
No title
オグリン♪さんが書いて下さるお題を見て
ふわっと頭の中で思いついた俳句を書き留めてます。
ちょっと体調が思わしくないので
それでコロナ禍の所為にして
お店を堂々と臨時休業として自宅静養中(;^ω^)
体調は思わしくないけれど
心の活動は止めないようにしておかないと。
ず~っと昔小学生だった頃に私は無理矢理オルガンを
習わされていたんですが、ピアノの鍵盤と違い
オルガンの鍵盤は押せば音が鳴りましたから
然程力は要らなかったなですが、それでも冬稽古は
小学生には辛かったな(´;ω;`)
自宅でも寒くて練習して来ないのが先生にバレバレ。
怒る先生が鬼のように見えました(笑)
でも、音を奏でるのは好きだったな。
今は専らカラオケのマイクを握っています。
寒弾の 夕暮れ悲し アルペジオ/ぺんぺん草
荒野鷹虎 さん、こんばんは。
仰る通りです。
しかし辛いことが向上心にもなりますね。
若い時は(笑)。