双六。
双六(すごろく)、雙六とも書く、本来ゲームと言うよりは賭博。
奈良時代以前には既に渡来していたらしく、「日本書紀」によると持統天皇三年(689)に『十二月己酉朔丙辰。禁断雙六。』とアル。
これは、日本最古の双六博打禁令であります、その後、なんどもなんども出されていますが・・・博打は無くならなかったワケですね。
その証拠に、源氏物語、枕草子、徒然草にも双六が登場しますでしょ(笑)。
もちろん、室町期から戦国時代には、商家、武士の間でも大流行しましたぞぉぉぉぉ(笑)。


しかし、江戸期には、仏法双六や浄土双六から発展した絵双六が流行して博打性が薄まり現在に至ります。


浮世絵版画の発達ともに大流行した絵双六・・・葛飾北斎の双六もアルのだっ。

人生ゲームよりもコイツが先だよネ(笑)。
いつ人生ゲームと入れ替わったのかなぁ~。
私の記憶では小学三年生ごろにはやっていたよね。

双六に地獄ありけり落ちにけり/尾池和子
畳みゆく双六世界虹と失せ/上野泰
一振りで越ゆ双六の箱根山/大石悦子
双六の花鳥こぼるる畳かな/橋本鶏二
双六の賽振り奥の細道へ/水原秋櫻子
ふるさとの山の姿や絵双六/寺山修司
雙六やついにをんなを賭けるなり/小栗釣月
博打はほどほどに・・・。
私は、博才がゼロなので、パチンコも、競輪・競馬もイタシマセン。
コメントの投稿
godminaさん、こんにちわ。
> ↑
> (賽の目なんですが)
スイマセン、読解力不足でした。
やっと意味が分かりました。
数字からお名前になったのですね。
なるほど。
> 私の名前は、出産を待つ間に
> 父が親戚連中と双六をしていて
> 上がった賽の目が私の名前になったという話。
> 寝ても、醒めても・・・・
> 俳句の言葉が追いかけてくる
> 夢を見ているような気がする(笑)
ハマっちゃいましたね。
もともと、言葉を紡ぐ人ですからそうなりますね。
詩心があるんですよ。
> 何か、自分のバカさ加減が嫌になります。
いえいえ。
それならば難しい。
十七文字にすべて収められるレベルの話ではないですね。
まぁ、短歌、31文字ならなんとかなるでしょう。
これは添削も難しいなぁ。
ま、スットレートに。
父なづく我が名賽の芽でありし
これでもピンと来ないですよね。
肝は、
>出産を待つ間に父が親戚連中と双六をしていて
何ですよね。
短歌で一首かな。
大変面白いお話でした。
考えても考えても
何とも情けない気分です。
双六や 我が名を決めた 父の出目/ぺんぺん草
↑
(賽の目なんですが)
私の名前は、出産を待つ間に
父が親戚連中と双六をしていて
上がった賽の目が私の名前になったという話。
寝ても、醒めても・・・・
俳句の言葉が追いかけてくる
夢を見ているような気がする(笑)
何か、自分のバカさ加減が嫌になります。
godminaさん、連投感謝。
懐かしいですね。
> その頃は今みたいに個々にパソコンやスマホがあった訳じゃなく
> 家族が揃ったり、何か集まりがあったりすると
> 昔は大人は花札、子供達は双六、ひいては
> 国民全部がハマったと言っても過言ではない
> 人生ゲームの登場。
少数だとトランプ・花札、大勢だと尽瀬尾ゲーム、定番でした。
> 土曜日の夜は人生ゲームをやっていたら
> 遅くまで起きていても、大人からはお咎めなしでしたね。
> 双六は仲間と色々と考えて手作りをしてましたね。
> 懐かしいなぁ。
私は双六にあまりなじみがありません。
> 双六や 上がり目名前の 付いた我/ぺんぺん草
上五の切字「や」やOK。
中七が八になっています。
で、意味が分かりにくいです。
再考しましょう。
No title
ありがとうございます。
双六も人生ゲームも幼い頃我が家にはありました。
その頃は今みたいに個々にパソコンやスマホがあった訳じゃなく
家族が揃ったり、何か集まりがあったりすると
昔は大人は花札、子供達は双六、ひいては
国民全部がハマったと言っても過言ではない
人生ゲームの登場。
土曜日の夜は人生ゲームをやっていたら
遅くまで起きていても、大人からはお咎めなしでしたね。
双六は仲間と色々と考えて手作りをしてましたね。
懐かしいなぁ。
双六や 上がり目名前の 付いた我/ぺんぺん草