1月25日~七十二候・71[水沢腹堅/さわみずこおりつめる]

二十四節気の大寒・次候、水沢腹堅。

沢の水が氷となり、厚く張りつめる頃。
この時期に、一年での最低気温の記録がでることが多く、
氷点下に達する地域も多くみられます、が、今年は暖かいネ。
で、元となった中国の宣明暦では「鷙鳥厲疾」と呼ばれ、
「鷲・鷹などが空高く速く飛び始める」などといった意味なので、
鷲にて詠みまするぅぅぅぅ、ちなみに鷲は冬の季語、で、犬鷲/尾白鷲/大鷲などなど。
ゆるやかに岬を押えて尾白鷲/小林寿子
光りしは鷲の目ならず鷲の爪/後藤比奈夫
冬霧の鷲の白きを母郷とす/橋本鶏二
凍港に起重機鷲の嘴の如し/久米正雄
大鷲の狩の眼となり女透く/佐藤秀
山神の眠りて鷲の天下なり/小栗釣月

今年はかなり雪も降ったから、きっと山菜も美味しいぞ。