爽やかの翌日は、秋めく…。
明日から暑さが戻るとしても…。
秋めくや一つ出てゐる貸ボート/高橋悦男

日本の四季の移ろいは、実に曖昧模糊であり、それぞの主観で成り立っているワケです.
しかしながら、それこそが日本独特の感性と季節感なのであります。
また、美しい詩歌句が生まれる土壌なのであろうと思うのです。

大阪に曵き来し影も秋めきぬ/加藤楸邨
秋めくと下駄履き出づる駒場駅/石田波郷
秋めくと日影ふまるる八重山路/飯田蛇笏
書肆(しょし)の灯にそぞろ読む書も秋めけり/杉田久女
秋めくや四十九日の友の庭/小栗釣月

古書店の影さまざまに秋めきぬ/佐藤和歌子
秋めくや貝ばかりなる土産店/久米正雄
けつまづくピエロ秋めく裏通り/笹岡峠
眠りへの扉一気に秋めきぬ/山下由理子
秋めくや軒に干さるる男足袋/小栗釣月

旅立ちの友と一盞秋めきぬ/小栗釣月

コメントの投稿
ひねくれくうみんサン、こんにちは。
ですね~。
でも、こちらは明日からちょっと暑くなります。
> 寒いです。今日は暖かいものを食べようと思います。鍋も悪くないし、シチューもいいな。シチューは作り過ぎないようにしないと、シチュー地獄に陥ります。気を付けよう。
こちらも肌寒い。
鍋、いいですね。
シチューもカレーもオデンも地獄になり易いので要注意ですね。
いきなりの秋
寒いです。今日は暖かいものを食べようと思います。鍋も悪くないし、シチューもいいな。シチューは作り過ぎないようにしないと、シチュー地獄に陥ります。気を付けよう。