『寒の灸』+【初不動】

寒中にすえるお灸の事。
四季の中でも、寒中のお灸は最も効力がアルそうで・・・。
あ~、お若い方はお灸がワカランかぁ~。
こんな感じ。
鍼と一緒だとサラに効果的ですね~。
寒の灸。
寒灸、かんきゅうorかんやいと読む。

寒灸師山家に来たり泊りけり/前田普羅
古傷の痛み止めんと寒灸/松崎鉄之介
かたくなに薬ぎらひや寒灸/溝口遊雨子
寒灸の壺外さるる悲鳴かな/中島玉五郎
寒灸を百八までは数えけり/小栗釣月
鍼灸もしばらくしてないなぁ~。
ハードに生活していた四十代、今では信じられませんが・・・。
週に一回の総合整体+二週間に一回の鍼灸がローテーション。
酒池肉林・・・あ、間違った(笑)。
夜更かし、暴飲暴食、煙草も吸ってたし・・・。
鍼灸師曰く・・・こんな生活していたらあと五年で死んじゃいますよ。
と、言われたのが2006年の冬、2007年の一月から禁煙・・・現在継続中(笑)。
健康第一。
【初不動】
辰巳妓のきほひは今も初不動/真鍋蟻十
毎月28日は不動明王の縁日です。
そして、一年で最初の縁日が初不動。
いわゆる、三大信仰と呼ばれるのは、「観音様」・「お地蔵様」・「お不動様」
お不動様、正式名称は【不動明王】、もともとは真言密教の明王の一尊。
また、仏であり密教の本尊の大日如来の化身とも言われています。
有名な初不動は、高幡不動で、だるま市も併設され百五十の露店と五万人の参詣者で賑わいます。
今年はまたまた難しいでしょうね。


さらに、例年ならば、三浦半島の武山不動にて本尊が特別に御開帳され多くの露天が並びます。


とにかく、強くて偉くてご利益がたくさんア~ル仏様なのでアリマス。

たわたわと降りくる鳩や初不動/山口青邨
前髪にちらつく雪や初不動/石田波郷
咽喉(のど)もとを焼く甘酒の初不動/遠山弘子
掌を合はすことが幸せ初不動/堀米康
護摩の火を揺るがす太鼓初不動/長屋秋蝉洞
駒下駄の橋わたりくる初不動/角川春樹
法螺貝の列なしてゆく初不動/小栗釣月

コメントの投稿
さえきサン、こんばんわ。
わかります。
祖母がやってました。
あの燻っている感じがネ。
ヤバイモノ見てるなぁ~って。
> まあ、何かとストレスがあったんだと思います・・・。
実際効きますからね。
凄いですよ。
> 私も、おふくろ譲りでひどい偏頭痛と肩凝りに悩まされましたが、幸い針灸のお世話にはならずに済んでいます(笑)。
私は久しぶりにしてみようかなと。
No title
まあ、何かとストレスがあったんだと思います・・・。
私も、おふくろ譲りでひどい偏頭痛と肩凝りに悩まされましたが、幸い針灸のお世話にはならずに済んでいます(笑)。
菩提樹さん、こんばんは。
はい。
関節痛にも良いとか。
『奥の細道』松島編。
三里に灸すゆるより、松島の月先ず心にかかりて、と、記載されています。
芭蕉も足の三里に灸をすえながら過酷な旅を続けました。
> 今日は不動明王の縁日なので、真言を唱えようと思ったら、月に一回のことで忘れてしまって口から出てくるのは、「消災呪」やその他の真言、最初の出だしが「ノーボー(ノーモー)」なのでまぎらわしく、どうも不動明王の真言じゃないぞ、とスマホで検索してやっと思い出しました。
> スマホは便利だと思いました(笑)。
あ~。
それでも凄い。
私なんか、カーンしか憶えていません。
> 歳をとると、今まで毎月唱えていたものさえ忘れてしまいます。
> 今思っていたことも3秒経つと忘れるので、加齢を意識しますねぇ。
いやいや、それは仕方ないですよね。
私は諦めています。
でも、思い出そうとすることに意義があるのだと実践しています。
三里の灸
今日は不動明王の縁日なので、真言を唱えようと思ったら、月に一回のことで忘れてしまって口から出てくるのは、「消災呪」やその他の真言、最初の出だしが「ノーボー(ノーモー)」なのでまぎらわしく、どうも不動明王の真言じゃないぞ、とスマホで検索してやっと思い出しました。
スマホは便利だと思いました(笑)。
歳をとると、今まで毎月唱えていたものさえ忘れてしまいます。
今思っていたことも3秒経つと忘れるので、加齢を意識しますねぇ。