日本の教育制度をもう一度考え直す必要があるのでは・・・・・『外国語に訳せない/うつくしい日本の言葉』

_XaFE21B.jpg

12月5日(土)公開の日本・トルコ合作映画『海難1890』
これは是非観たい作品です♪

『海難1890』(トルコ題:エルトゥールル)

24482.jpg

日本海で起きた悲劇【エルトゥールル号遭難事件】
と、

いわゆる『トルコによるイラン在住邦人救出劇』
~1985年の3月、イラン・イラク戦争下でテヘランに残された邦人215人が、
トルコの方たちにより救出されたドラマを描いたのが、

この作品デス。

有名な【エルトゥールル号遭難事件】を知らない日本人はいないでしょう・・・が、
念のため詳細はコチラをクリック→エルトゥールル号遭難事件 - Wikipedia

DE、トルコの方たちによる邦人救出劇を、忘れた人、知らない人の為に、簡単に説明すると、

イラン・イラク戦争下、
残された邦人215人を救出するすべがなかった日本、
なぜなら、当時の法律ではイランへ自衛隊機は派遣できず、
民間航空会社は安全な飛行が保障されないとしてフライトを断ります。

しかし、イランのテヘランには、約450人もの邦人が取り残されていたのです、
当然、どの国も自国民の救出を優先するなかで、
わずかな空席をもらいながらなんとか邦人200人ほどが脱出します。

それでも215人の邦人がテヘランに残され、万策尽きたと思われた時・・・・、

日本大使の野村氏は、親しくしていたイラン在住のトルコ大使に、
この様に話したと言います。

『貴国も自国民を救うために、
命懸けで救援機を飛ばしていることを私は知っています。
それでも無理を承知でお願い致したい。
日本人のためにもう一機飛ばして戴けないか』

このあまりにも無謀な日本国大使の要求を、
トルコ大使は本国のオザル首相に伝えます、
握りつぶしてもまったく問題ないワケですが、本当に誠実な方です。

そして、オザル首相は以下の言葉と共に、
日本人の為にだけに、救援機を飛ばすのです。

『我々はあなた方日本人に恩返しをしなければなりませんから・・・・』

もちろん、この恩とは【エルトゥールル号遭難事件】の、
我々日本人の美意識であるオモテナシにも通じる、
エルトゥールル号の乗組員を救助した、
和歌山県串本町の人々の献身的な素晴しい人道的行為であります。

それは、我々、日本人の信義たる誇りであると思う次第です。

さらに、この、

[テヘランでトルコの方たちによる邦人救出劇]の、

後日談があります。

実はネットでチラリと読んだことはありましたが、
デュランれい子女史のキチンとした?美しい言葉で読むと感銘も深いです。
私は泣いてしまいました。

その、後日談とは、

トルコ政府が命懸けで飛ばした救援機は、

自国民ではなく【日本人を優先】したのです。

ゆえに、救援機に乗ることが出来ず、
テヘランに取り残された500人のトルコ人が、
とても危険な【陸路】で、
恐怖の中、三日間もかけてイランを脱出することとなります。

さらに、驚くべきことは、その500人のトルコの方々から、
一切の、批判、非難、恨み節が無かったことです・・・・驚嘆と言わざる得ない・・・・。

それについて、
『外国語に訳せない/うつくしい日本の言葉』の著者である、
デュランれい子女史は、

4018.jpg

【教育の力】と書いています。

それは、正しい、誠の、教育の力なのです。
愛国と世界平和の為の教育なのです。

駐日トルコ大使、は次のように語られました。

「エルトゥールル号の事故に際し、
紀伊大島[和歌山県串本町の沖にあるエルトゥールル号座礁した島]の人たちや、
日本人の皆さんがしてくださった献身的な救助活動を、
今もトルコの人たちは忘れていません。
私も小学生のころ、歴史教科書で学びました。
トルコでは、子どもたちさえ、エルトゥールル号のことを知っています。
今の日本人が知らないだけです。
それで、テヘランで困っている日本人を助けようと、
トルコ航空機が飛んだのです。」

この時、多くの日本人は、私も含めて、知らなかったはずです。
不思議だったはずです。
しかし、トルコの人たちは、正しい教育のお陰でそのことを知っていたのです。

教育が歴史や国境や民族やあらゆるものを超越して、

【世界平和の礎】になることを肝に銘じなくてはなりません。

このエルトゥールル号の話は、日本では教科書にしばらく掲載されていませんでしたが、
近年では、小学4年生の道徳の教科書に記載されて一部の小学校では教えられているそうです。
また、中学生のある歴史の教科書にも掲載されているとか。
すべての教科書に掲載していただきたいものです。

その他、世界の人々が知っているのに、
なぜか我々日本人が知らない秘話を、
うつくしい日本語と絡ませて語る名著が、

この、
外国語には訳せない/うつくしい日本の言葉
デュランれい子 (著)

gaikokugoni1.jpg

日本の教育制度をもう一度考えさせられる一冊です。

映画を観る前に、是非、お読みいただきたい。
プロフィール

オグリン♪

Author:オグリン♪
HEBOギタリストにして俳人:小栗釣月/おぐりちょうげつ(俳句愛好会[幹]主宰)。

TVを観る習慣がありません。
ゆえに毎日、読書・映画・音楽三昧。

新潟県M市在住。

血液型0・天秤座。

好きな言葉!
【廓然無聖/かくねんむしょう】・神仏を尊び神仏に頼らず・真実と誠実と無くしては礼儀は茶番であり芝居である。

好きな映画!
黒澤の初期・ミッドナイトラン・ブレードランナー・Contact・LesMisérable/1998・スモーク・LET THE RIGHT ONE IN
『A』・椿三十郎・『男はつらいよシリーズ』

好きな音楽!
ロック・ブルース・ジャズ・ボサノヴァ・昭和歌謡。

現在の音楽活動!

Chu-Lip(TULIPのE系カバー:sextet)

サボテンズ(TULIP&BeatlesのA系カバー:quartet)

Van-Colors(吉田拓郎のE系カバー:quintet)

KuriSshu(吉田拓郎のカバー:Duo)

Poco a Poco(JPOP/昭和歌謡:Duo)

オグリン(クラシック:Solo)

尊敬する日本人!
聖徳太子・弘法大師・法爾大師・西行法師・楠正成・大谷刑部・真田幸村・立花宗茂・保科正之・横井也有・大愚良寛・吉田松陰・二宮尊徳・濱口梧陵・緒方洪庵・新渡戸稲造・高橋是清・南方熊楠・正岡子規・嘉納治五郞・八田與一・白州次郎・司馬遼太郎・宋英傑・狩谷明・小林益夫。

好きな作家!
歴史モノ(司馬遼太郎・塩野七生)・SF(夢枕獏・神林長平・半村良・山田正紀)・宗教モノ(親鸞・空海)エッセイ(椎名誠・浅田次郎・阿川佐和子)

好きなもの&人!!!
SF・アニメ・宗教全般・映画・読書・麻雀・フラメンコ・赤穂浪士・旗本退屈男・阪神タイガース・理知的な瞳の細身ツンデレちゃん・アルコール全部・ネイビーブルー・黒・桜・薔薇・紅葉・月・虹・東雲・黄昏時・天皇陛下・幕末・猫・うさちゃん・蛍・熱帯魚・亀・鮎・のどぐろ・茸・貝類・タラの子・里芋・お鮨・ラーメン・日本蕎麦・甘口カレー・河豚&鼈・KFC・コーヒー・チョコ・紅茶・京都・スペイン・台湾・仏像・ツチノコ・鋸クワガタ・つげ義春・みうらじゅん・攻殻機動隊・GAMERA・Snoopy・ふなっしー・woodstock・IVY・ミニクーパー。

還暦に自分の句集を出すのが夢です。

自衛隊は国防軍でありますっ♪

最新記事
カテゴリ
FC2カウンター
月別アーカイブ
最新コメント
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
検索フォーム
リンク