【黒須やすこ・クラシックの面白さを語るPart10】当日♪
【黒須やすこ・クラシックの面白さを語るPart10】
~今、蘇る幻のピアノ/キャロル・オットーの響き~
[パリで活躍した作曲者たち]へ、行ってきました。
キャロル・オットーは、
特別なピアノ(1902年頃製造)なんです、音はそれほど良くありません。
それは仕方ないのです、現在、特別なメンテ、調律がされて演奏できています。
興味のアル方はググッて下さい。
ラモー、
モーツアッルト、
ショパン、
リスト、
ドビュッシー、
サティ、
モンポウ、
プーランク。

春の宵の素敵なクラシック演奏に酔い痴れました。
やっぱ、ピアノはイイよね~、ドキドキふわふわスルWA。
ベタでありますが、ショパンのノクターンが、
春の宵には、Bestのようでありまして・・・、
桜も、ユラユラと嬉しそうに揺れておりましたぁ。
*Carol Otto/キャロル・オットー
キャロル・オットー社は、1866年創立のドイツベルリンのピアノメーカーで、
高名なベーゼンドルファー、スタインウェイ、ベヒシュタインと同世代であります。
当時ドイツベルリンのピアノメーカーは、高い製造技術を持ち隆盛を極めていました。
オットー社は、特徴のある装飾デザインの燭台付き、
そして、2ペダル式のアップライトピアノを多く製造しており、
現在、あまり残されていない貴重なピアノなのです。
このピアノの最初の所有者は、
日本ではじめての女流ピアニスト久野久子さんです。
久野久子さんがヨーロッパ修業中にお亡くなりになり、
東京音楽学校の同窓で同じ年齢の大和田愛羅さんへ、
久野久子さんのご家族から遺品として託されたピアノです。
それが村上市に寄贈されました。