薬喰い、その四、桜鍋=馬鍋。

え~、大昔は、お肉を薬と称して食べていました。
詳しくは先回のコチラ→【薬喰い、その一、黒牡丹鍋=すき焼】
で、桜鍋は、馬の肉の鍋です。
馬は牛などとは違い、
肉に紅みがあり濃いので、
「桜」という異称が生まれたらしい。
他、「咲いた桜になぜ駒(馬)つなぐ」の、歌からとの説も・・・。
私は、桜鍋よりも、馬刺しが好物であります。

あばずれと人がつぶやく桜鍋/岡田史乃
煮つまるを酒でうすめて桜鍋/飯島正人
風つのる追分宿の桜鍋/柚口満
さくら鍋箸やすめれば噴きこぼれ/檜紀代
それらしき風の出てきし桜鍋/大堀柊花

地元の馬刺しの旨い店がなくなっちゃってサ~。
シクシク♪